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考えてたら、
自分の世界に入っていたみたいで
ヘジュに腕を突かれてハッとして
そっちを向いたら、
ヘジュは私の後ろを見ていた。
なんだろ、
振り向くとそっと微笑む男の人がいた。
背が高くて、顔が小さくて、
目の大きな、モデルのような人だ。
私は知らないけど、ヘジュは知ってる様子。
「Aさんですよね？」
その人は私のことを知っているらしい。
ヘジュは彼からは見えないところで
突いてきて茶化してくる。
なぜ？
話したこともないし…
いや、私が忘れてるだけ？
「はい…」
「あ、そんなに警戒しないでください…！
同じ学年のク・ヘジンです」
爽やかに自己紹介すると
少し照れながら
「ちょっと恥ずかしいんですけど…
実はライブで見かけて、
ずっと話しかけたいと思ってて…笑」
頭をかきながらそう言った彼。
彼はかっこいいのに可愛いようだ。
「バンタンのライブですか？」
ヘジュがそう聞くと
そうです！と頷いた。
あ、なんか嫌な予感がする…
「私もいましたよ〜」
「あ！そうなんですか！？
すみません…、重なって見えなかったみたいです」
申し訳なさそうにペコペコするヘジンさん。
悪い人ではなさそう…
そのあとヘジンさんも同じ席に座って
バンタンについて三人で語った。
どうやらヘジンさんは
ジンさんのファンらしい。
ジンさんを尊敬してるって。笑
それからライブの時は
私たちの10列くらい後ろに友達といたらしい。
それで私たちに気づいて
同じ学校の人だとすぐに気付いたって。
その日からたまに学校で会うと話すように
なっていった。
BTSは海外スケジュールが多くて
あの店にいっても誰にも会うことはなかった。
テレビやネットニュースでしか
彼らを見ることができなくて寂しくもあったけど、
世界中の人に愛されてることが嬉しかった。
あんなに会えていたことが
夢だったんじゃないかって思うようになっていって
近く感じていた距離が
どんどん遠くなっていった。
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しゃー♪(プロフ) - Yukiさん» 応援ありがとうございます！読んでいただけてるだけでも嬉しいのに、面白いと言って貰えてとてもありがたいですTT グテいいですよね(^^) 続きも楽しんで頂けるよう頑張りますね!! (2019年7月30日 13時) (
レス) id: 930d842ec5 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 更新お疲れ様です！すっごく面白いです！わたしもぐてペンなので、ひとりでにやけております(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ 更新頑張ってください！ (2019年7月19日 0時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃー♪ | 作成日時：2017年11月18日 14時
