11 TH ページ11
あの日からあの子が頭から離れないんだ。
何かに打ち込んでる時は大丈夫だったりするけど、
だいたいいつもあの子を思い出してしまう。
一目惚れなんて信じてなかったし、
ましてや自分がしてしまうなんて
1ミリも思ってもいなかったから頭が混乱している。
俺たちも大分世界中の人達に知られるようになって
気を抜いちゃ行けないって言う時に
君に出会ってしまうなんて...
メンバーに打ち明けたら怒られるだろうし
皆もそれどころじゃないと思うから
言わずにいようと思っていた。
けど、いつまで経っても忘れられなくて、
ジミナに相談しようとしたけど
怖くなってやめた。
「で、本題だけど、」
「うん…」
「こんな大事な時に
誰に一目惚れしたわけ...？」
「え」
ストレートなその問いに
驚きすぎて開いた口が塞がらない。
言ってしまっていいのか、
どうなのかはもう分からないが
ここまで来たら言ってしまおう。
ジミナは親友だし。
きっと大丈夫。
「知らない、」
「話しかけたりしなかったの？」
「うん、
話せるような所じゃなかったから」
「それってどういこと？
ただの通りすがりの人？
相当静かなカフェ？」
「違うよ！その...、コンサートにいた子。」
「...？！」
驚いて、目を見開いたジミナが
口に含んでいた飲み物をゴクリと飲みこんだ。
「まじで？」
「うん...」
「まぁ...、可愛いなって思うことはあるけど..笑」
「でしょ？！」
「そりゃ、あるけど...
...どんな子だったの？」
ジミナの問いに、んー、と考えてみる。
服装まではよく覚えてないが
顔と髪型は覚えてる。
「長いけど長すぎない髪の毛で、少し巻いてた。
で、目は二重で、可愛くて、キレイな子だった、」
思い出したら、嫌なことまで思い出してしまった。
「で、たぶんグクペン...」
その一言でジミナに爆笑された。
笑えないわ.....。
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しゃー♪(プロフ) - Yukiさん» 応援ありがとうございます！読んでいただけてるだけでも嬉しいのに、面白いと言って貰えてとてもありがたいですTT グテいいですよね(^^) 続きも楽しんで頂けるよう頑張りますね!! (2019年7月30日 13時) (
レス) id: 930d842ec5 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 更新お疲れ様です！すっごく面白いです！わたしもぐてペンなので、ひとりでにやけております(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ 更新頑張ってください！ (2019年7月19日 0時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃー♪ | 作成日時：2017年11月18日 14時
