馬鹿な自分 ページ8
毎日が順調にいっていたある日。
「こんにちは。
最近、ボムギュ君と仲いい子だよね…？」
サラサラな黒髪でスベスベの白い肌の
笑顔の可愛い先輩に声をかけられて、
女の私でも恋してしまいそうな可愛さに
息をするのも忘れそうになった。
その先輩オッパの隣のクラスらしく、
どうやらオッパの事が好きなようで……
途中からから感じた嫌な予感は的中した。
二人の仲を取り持つようお願いされたのだ。
馬鹿な私は断れなくて、
“分かりました”
なんて答えてしまって……
こんなことオッパに言えなくて、
オッパをデートに誘うフリをして、
先輩を紹介することにした。
当日、オッパは誘ってくれたって
凄く嬉しそうで、その姿に余計罪悪感を感じた。
ご飯行こうって
予定のお店に入って
メニューを見ていたら
先輩から着いたよってメールが来て、
振り返ると私たちに気が付ついた先輩が
こちらに手を振る。
何も分かってないオッパは
たまたま会ったと思ってるみたいで、
ペコッとお辞儀をした。
どうぞって隣に座らせた私に
えって顔をしたのが見えたけど、
見えてないフリをした。
こんなの辛いし。
バカだって思ってる。
でも二人があまりにもお似合いで……
私なんかって思っちゃう……
それとなく先輩を紹介して、
知ってるって答えたオッパは
いつもより少し冷たく感じた。
先輩はオッパに好意を持った視線を送るが
オッパはそれを見た後、私を見た。
まるで
“どういうこと？”
って言われてるみたいで
ギュッて苦しくなる。
どうしよう……
このままここにいるのは辛すぎる……
「私用事あるので、
ここで失礼しますね！」
二人の顔もろくに見ないで、
店を出てその場から離れて
足を止めた瞬間に涙が溢れてきた。
私、バカだ……
これで終わりだ私たち……
俯いていたら
急に腕を後ろに引かれて
振り返るとオッパがそこにいた。
走って来たみたいで
少し息を切らしていて、
初めて見た……
怒った顔……
「なんで……？」
凄く後悔した。
オッパが辛そうだったから……
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める(プロフ) - うわあヌナの作品昨日読み終わってこっち読みに来たんですけど本当に最高です大好きです（ ; ; ）更新してくれたら本気でうれしいです！ (2022年6月12日 18時) (
レス) @page17 id: 298515cd98 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - まだ？続き読みたい (2022年3月23日 12時) (レス) id: 1282f56009 (このIDを非表示/違反報告)
???(プロフ) - しゃー♪さん» 読みます読ませてください(大声) (2021年1月17日 0時) (レス) id: eb3df40e4f (このIDを非表示/違反報告)
しゃー♪(プロフ) - ???さん» どっちも大好きなんて嬉しすぎますm(_ _)m そんなこと言ってもらえるなら更新頑張るので続きも読んでもらいたい…！（わがまま） (2021年1月16日 18時) (レス) id: 930d842ec5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃー♪(プロフ) - かにかまるんさん» ヌナから読んでいただいてるなんて感激です(T＿T) 嬉しい言葉ばかりありがとうございます(*^^*) 更新ゆっくりになっていますが、続きも読んでいただけると嬉しいです！！ (2021年1月16日 18時) (レス) id: 930d842ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃー♪ | 作成日時：2020年10月29日 14時
