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宿舎に帰ってきて、
シャワーを浴びて自分の部屋で
今日のパフォーマンスを思い返して
反省点を考えていた。
他のメンバーは寝たみたいで
部屋から出ても静かだ。
水飲んだら俺も寝ようかな…
ペットボトルの蓋を開けて
ゴクゴクと喉を慣らしながら飲む。
携帯で今週の予定を見返していたら
インターホンがなった。
「…テヒョンか」
こんな時間に鳴らすなよ…
ペットボトルを置いて玄関に向かった。
起きていたらしく珍しくマンネが出迎えていた。
「ヤー、テヒョナ、
帰ってくるなら直前にれんら……」
そう言いながら近づいていってやっと気づいた。
マンネが固まっていたことと、
そこに居たのはテヒョンだけでなく
Aちゃんもいたことに……
「え……」
「あ、違うんです！
偶然会って…！
あのテヒョンさん熱あるみたいなんですっ！」
必死に訴えるAちゃん。
今、“テヒョンさん”って……
今はそれどころじゃないか…
「…本当に！？
あ、ごめんね、重かったでしょ？」
半分寝てるような状態のテヒョンを
Aちゃんから引き取った。
背中におぶるとそれなりの重量を感じて
女の子一人でよくここまで連れてこられたな
なんて関心する。
「ジョングギ…？」
マンネは何故かまだ固まったままだった。
視線はAちゃんに向いたまま。
これはこっちもなんかあるな…
お前もAちゃんに一目惚れでもしたか？笑
このグループはどんだけこの子がタイプなんだか……
「テヒョンの事ありがとう。笑
こんな夜遅くに迷惑かけちゃってごめんね…
帰りは危ないからジョングギが送ってくから｣
「僕ですか？」
「だって俺テヒョン何とかしなくちゃだし」
「あ、いえ、1人で帰れます…！
じゃあ、お邪魔しました…」
Aちゃんは俺らに気をつかっちゃったみたいで
会釈をしてそのまま出ていこうとする。
そしたら、
横に立っていたジョングクが
腕を伸ばしてAちゃんを引き止めた。
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作者名：しゃー♪ | 作成日時：2019年12月31日 23時
