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私は棗さんに今日のことについて話していた
棗さんには少し前に勘付かれて相談に乗ってもらったりしてもらっていた
「へぇ、で。今日帰ってくるの遅かったのかぁ。」
私の部屋の机に頬杖をつきながらタピオカを飲む棗さん
「良かったじゃん！進展じゃない？二人で出かけるとかなかなかないよ！」
「楽しかったよ。なんか...恋とか中学生以来でどうしたらいいのかわかんないけどさ」
「高校は！？青春を謳歌しなかったのかい！？」
「うーん...もともとそういうのとは無縁な感じだったし」
もったいない。そういう顔をする棗さん
まず従兄のなおとが顔面偏差値高くて。それを見て育ったから一般的に”かっこいい”人を見てもさほど何も思わなかった
交際経験はある
でもいまいち合わなかった
「慣れって怖いなぁ」
「...怖いなぁ」
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