□名前をいいたい！ ページ5
私は緋村剣心さんが好きだ。
しかし彼は私を知らない。
私が彼を知っているだけであるから。
彼を見たのはつい最近の事だった。
私は活気ある商店街をふらふらと歩いていた。
ほんともう、自分だけ活気がなく
その世界に溶け込んではいけない様だった。
あ「はあ・・・」
私はその時付き合っていた人に振られてしまった。
足元がふらつきながらもただただ道を歩いていると
向こうから馬車がやってきて
私は引かれる寸前だった。
その瞬間、
私は強く腕を引かれ、馬車を華麗によけた。
どんっと腕をつかんだ人に当たってしまって
私はようやく我に返った。
剣「大丈夫でござるか？」
私にはその時
どうしようもなく彼が輝いて見えた。
今でも輝いているけど・・・
彼がにっこり優しく笑うので
私はその美しい顔に見惚れていた。
剣「おろ？どこかけがでも・・・？」
あ「あ、いえっ！なんでもありません・・・///」
剣「それはよかったでござる。では」
そういって颯爽とその場を離れた。
な、なんて格好いいの・・・！！
私は一瞬で恋に落ちた。いわゆる一目ぼれ。
容姿が特徴的だったので彼の情報はすぐ分かった。
昔は人斬りと恐れられていたそうだけど・・・
私はそんなこと関係ないと思ってる！！
とにかく、今日は彼に私の事を知ってもらおうと思う！
というわけで今、私はある道場の前にいる。
神谷道場・・・ここに居候しているらしい。
よし、いくわよA・・・
剣「何か御用でござるか？」
あ「ひゃいっ！？あっ////」
振り向くと探していたあの人が・・・
なんていう偶然！！
とにかく名前！いわないと！！
あ「あ、あの剣心さんですよね？」
剣「？そうでござるが・・・お主は？」
うわあああ見つめられてる！緊張する！！
あ「私、私、Aです！！えっと、私とお知り合いになってください！」
剣「お知り合い・・・？」
・・・お知り合いって何！？何言ってるの私！？
混乱していると剣心さんはくっと笑った。
私は驚いて剣心さんを見る。
剣「では、A殿。中でお茶でもいかがかな？」
あ「っ！！///ど、どうもー！！」
私は走って帰ってしまった。
ああ、でも話せたんだ。伝えられた・・・！！
私は頬が緩むのがわかった。
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とかげ - 沖田さん最高です！！ (2019年9月16日 16時) (
レス) id: e1cdc78651 (このIDを非表示/違反報告)
咲間(プロフ) - はるかさん» ありがとうございます！！この3人はなかなか見当たりませんよね；これからもがんばらせていただきます！ (2014年9月24日 18時) (レス) id: 5e4413b5a1 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 私もこの３人大好き何で、このような作品があってとても嬉しいです！これからも頑張って下さい(*^^*) (2014年9月23日 9時) (レス) id: 85c5d33bca (このIDを非表示/違反報告)
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