▲ずっと一生 ページ4
宗「見てくださいA！」
あ「なに・・・っ！！？」
宗次郎が手に持っていたものは
なんとなんと蛙だった。
私は一瞬で固まる。
あ「な、なななな・・・！？」
宗「いい反応ですねえ」
宗次郎はさもそれが見たかったかのように笑った。
何がしたいんだ・・・！？
あ「何する気宗次郎・・・！！」
宗「そんな身構えなくてもいいじゃないですか〜、あ」
あ「へ」
宗次郎が蛙の持っていた手を離すと
ぴょんっと私の着物の袖にひっついた。
・・・蛙が
あ「いぎゃあああああ！！！」
私は袖をぶんぶんと振り下ろす。
意地があるのかわからないが蛙はぴったりとくっついて離れない。
意地はるなよそんなとこで！！
宗次郎はというと
あわてている私をじっと観察している。
鬼かこの人・・・！？
あ「うあうあうあっ！！とって！とって！」
宗「ええー」
あ「本当これ後生だから！いやああ上ってくるうううう！！！」
もう私は半泣き状態だった。
宗次郎はそれを聞いて私のもとに近寄った。
そしてひょいっと蛙を手で捕まえた。
あ「お？」
宗「はい。これでもう大丈夫ですよ」
蛙を見せて笑う宗次郎。
よ、よかったあ〜！！
あ「ありがとう宗次郎！！助かったよ！」
宗「そうですか？」
あ「うん！！」
宗「僕がいなかったらだめでした？」
あ「うんうん！」
宗「僕はAの助けになりました？」
あ「もちろん！」
宗「じゃあ僕がAから離れたら？」
あ「それはもう、生きてはいけないな！」
宗次郎はそれを聞くと
にっこりとほほ笑んだ。
そしてくるりと背をむき、蛙を持って来た道を戻って行った。
私はただただ意味がわからず
その場に立ち尽くしていた。
あ「・・・なんだったの？本当」
宗「(これでAはもう僕から一生はなれませんね！)」
にこにことしてる裏では
そんなことを考えていたなんて・・・
分かるはずもなかった。
――――――――――――――――――
短くてすみません！！
意味がわからない・・・！((
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とかげ - 沖田さん最高です！！ (2019年9月16日 16時) (
レス) id: e1cdc78651 (このIDを非表示/違反報告)
咲間(プロフ) - はるかさん» ありがとうございます！！この3人はなかなか見当たりませんよね；これからもがんばらせていただきます！ (2014年9月24日 18時) (レス) id: 5e4413b5a1 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 私もこの３人大好き何で、このような作品があってとても嬉しいです！これからも頑張って下さい(*^^*) (2014年9月23日 9時) (レス) id: 85c5d33bca (このIDを非表示/違反報告)
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