○貴方は私の天体の中３ ページ3
新撰組の屯所へ急ぐ。
とにかく走って走って、気付いたら草履をボロボロで
でもそれを気にしている時間もなく
ただただ走った。
あ「つ、ついた・・・！！」
私は急いで中に入ろうとしたけど
門番がそれを阻止した。
ああ、もう！めんどうくさい！！
あ「どいてください！！私は沖田さんに・・・」
「Aさん・・・？」
後ろから聞きなれた声が聞こえた。
今一番聞きたかった声・・・
あ「お、おきたさ・・・！！？」
沖「どうしたんですか？こんなところまで・・・」
私は沖田さんのもとに走り寄り
沖田さんの顔を見た。
・・・普通だ。いつもどおりだ。
私は一人で胸をなでおろした。
あ「よかった・・・」
沖「？あ、お団子たべます？買ってきたんです」
私はその陽気な声にすこしイラっとした
そして彼の腕をつかみ、走り出した。
彼は何が起こったのか分からない顔をしていた。
着いたところは私にもよくわからない丘。
必死に走ってたらここに着いてしまった。
沖「ど、どうしたんですか・・・？；」
あ「〜！！ばかなんですか貴方は！！」
私が叫ぶと沖田さんはびっくりした。
というより自分でもびっくりしてしまった。
あ「私、心配したんですよ！？池田屋事件もあって・・・い、家にも全然来ないし
だからだから・・・何か、あったのかと・・・！！」
気付けば私は泣いていた。
ぼろぼろぼろぼろとあふれ出して止まらない・・・
沖田さんはそんな私のそばによって
優しく抱きしめた。
あ「お・・・」
沖「ごめんなさいAさん・・・心配かけちゃって。
正直、貴方からそんな言葉がでてくるなんて思ってもみなかった。だって・・・
自分だけかと思っていましたから。好きなのは」
あ「・・・え？」
今、好きって言った？
沖「あれ？気付いてなかったんですか？」
あ「は、初耳ですよ・・・！？」
沖「ああ、じゃあいいますね。僕はあなたが好きです」
それを聞いてまたさらに涙が止まらなくなった。
ただしがみついて泣いた。
沖「何があっても僕はあなたの中にいますから」
あ「・・・？」
その翌年に沖田さんは亡くなった
きっと今でも私を見守ってくれているだろう。
まるで星になったみたいに・・・
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とかげ - 沖田さん最高です！！ (2019年9月16日 16時) (
レス) id: e1cdc78651 (このIDを非表示/違反報告)
咲間(プロフ) - はるかさん» ありがとうございます！！この3人はなかなか見当たりませんよね；これからもがんばらせていただきます！ (2014年9月24日 18時) (レス) id: 5e4413b5a1 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 私もこの３人大好き何で、このような作品があってとても嬉しいです！これからも頑張って下さい(*^^*) (2014年9月23日 9時) (レス) id: 85c5d33bca (このIDを非表示/違反報告)
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