56、有岡side ページ14
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お昼休み。俺は中庭に萌を呼び出した。話したいことがあるから。
はっきり伝えなくちゃな。俺のホントの気持ちを。
〜中庭〜
中庭に行くと萌が校舎に背中をもたれさせながらスマホを弄っていた。
こちらに気づくと大貴!と、嬉しそうな笑顔になった。
こうゆう所が好きだったんだよな。
でも、もう萌のことを幸せにすることは出来ないから。
「萌。」
萌「なに?大貴。わざわざよびだして。笑」
別れよう。そう言いたいのにどう言っていいのかわからない。
いつまでも下を向いて何も言わない俺を不思議がったのか萌は大貴?と言って俺の頬をもち上にあげた。
萌と視線がぶつかる。
今しかない。
俺の頬を触っている萌の手をとりしっかりと萌の目を見ながら俺は言った。
「萌、別れよう。」
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オムライス(プロフ) - 橙猫さん» ありがとうございます!!そう思っていただけて嬉しいです!!更新なるべく早くできるように頑張りますね! (2019年7月23日 19時) (レス) id: c59702fb89 (このIDを非表示/違反報告)
橙猫(プロフ) - 切ないんだけど、何故かキュンとするこのお話が大好きですっ!更新頑張ってください! (2019年7月23日 16時) (レス) id: f439995fb9 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年7月18日 20時) (レス) id: 6ed377ec8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おむらいす | 作成日時:2019年7月17日 22時