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「んっ、」
痛そうに目を瞑るAくんには申し訳ないけど、口の中に広がる血の味が残ってる理性を溶かして行く
「ふぅっ、だ、めっ」
着てるシャツの下から手を入れて胸に触れたら、甘い声が漏れる
「ゃっ、あっ」
「ここ……気持ちいいん？」
下着ずらして直に触れたら可愛い声が増したから、突起に指を這わせた
「も、ふ、がっ、いやっ」
「嫌？ここ？」
軽く弄ったら、立ってられへんのかしゃがみ込もうとするから、ぐっと腰を支える
「Aくん、ちゃんと立って？」
「風雅、ほんまにだめやでっ、こんなっ、」
「最後までは我慢するから、もうちょっと遊ぼ……？」
首筋にキスしながら突起にある指に力入れたら、どんどんおっきくなる声
「ぁっ、やっ、ん、ふぅがっ」
「やばい……可愛すぎるやろ、」
「お願いっ、も、やめてっ、」
泣きそうなりながら俺を見上げるAくんは最高に可愛くて、このままやとほんまに歯止め効かんくなりそう……
「もうちょい遊びたかったけど、さすがにあかんか……」
触れてた胸から手を離して、涙溜まってる目元にキスする
「ごめん、可愛すぎてつい、いじめてしもた。大丈夫？」
「………らい」
「ん？」
「大っ嫌い！！！」
「えっ、」
キレたAくんに突き飛ばされてよろけてる間に、腕の中から抜け出される
「しばらく口利かんから！！荷物放り出されたくなかったらさっさと帰れ！！！」
あーあ、これはやりすぎたな
めちゃくちゃ怒っとるやん
「Aくん、ごめん。調子乗った。ほんまごめんな？」
「………」
あー………まじで無視するし
謝る俺に背を向けて、洗面所から出て行くAくんを追いかけるけど、このままやと確実に追い出される
やばいな
明日もお互い休みやし、このまま一緒におりたいんやけど
さぁ、どうやってご機嫌とるか……
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作者名：Saya | 作成日時：2021年7月4日 0時
