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「……大ちゃんとAってさぁ、」
「ん？」
運ばれてきたパンケーキを頬張りかけたところで、康二くんが話し始めるから手が止まる
「なんていうか、ええ感じ？よな」
「なに？そのふわふわした表現。あ、大吾、アイス溶けちゃうから先ちょうだい？」
「その今から食べようとしとるやつ、先に食べてからな」
大吾が取皿にパンケーキとアイスを乗せてくれたから、とりあえずメロンのをひとくち頬張った
「んっま！！」
「あんた、ここついてるで。生クリーム」
向かいからナフキンで口を拭かれる
「ありがと！」
「………なに？付き合ってんの？もしかして、邪魔してるんって俺？」
「康ちゃん、寝言は寝て言いや」
「ん？康二くん、眠たいん？」
疲れちゃったんかな？
「なんかもう、あてられてる感はんぱちゃうやん。今日のAやと余計に！」
「俺、たぶんAのおかん的ポジションやと思うで。おとんが丈くんで」
「嘘やぁ、カレカノ感出てるやん！」
「出てへん、出てへん」
「カレカノ感？ってなに？」
なんかの用語かな？
「気にせんでええから、アイスの食べ？溶けるで」
「あ！ほんまや！」
危ない！アイス溶けてなくなるとこやった
大吾、ありがとう
「康ちゃん、もう無駄かもしれへんけどさぁ、やめときや？絶対大変やで？」
「……わかっとるわ」
「あと、まだ高校生やからな？」
「それも分かってますぅ」
大吾と康二くん、話してばっかで全然食べてへん
おいしいのに
「大吾もはよ食べな、アイスなくなんで？」
「やば、康ちゃんとしょうもない話せんかったら良かった！」
「おい！」
3人でパンケーキを平らげた後は、また買い物続行
晩ご飯も3人で食べて、めっちゃ良い時間を過ごせた
明日も学校あるから、そろそろ解散しよかってなったところで大吾が
「お邪魔虫はここで退散するわ。康ちゃん、家まで送ったって。今日のA、迷子なったら危ないからさ」
と、言って先に帰ってしまった
「大吾、急にどうしたんやろ？」
「……さぁ？俺らも行こ？」
相変わらず迷子を心配される俺を、康二くんが家まで送ってくれる
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Saya(プロフ) - むったんさん» コメントありがとうございます！ずっと更新していないのに読んで頂けてすごく嬉しいです。今書いている作品が落ち着いたら、こちらもまた更新していきますね！ (2022年2月4日 21時) (
レス) id: 55ea4d6074 (このIDを非表示/違反報告)
むったん(プロフ) - 面白かったです！続きが気になります(^^)更新待ってます！ (2022年2月3日 21時) (レス) @page23 id: 50add05be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Saya | 作成日時：2021年6月28日 22時
