関西Jr.になりました (ページ9)

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「西畑くんが言うたこと当たり前やと思いますし、1日でも早く受け入れてもらえるように頑張りますんで、先輩とか後輩とかそんなん気にせんと色々教えて下さい。よろしくお願いします」

そんな西畑くんに向かって手を出すと、ちらっと目線を上げてくれた

「よろしくお願いします…」

おずおずと俺の手を握る西畑くん

「あのさぁ、自分らもっとフランクに出来へんの？」

「ほんまやで。お互い敬語やし」

「なぁ？」って顔を合わせる丈くんと康二くん

「それはだって、木原くん先輩やし…」

「西畑くん、年上やし…」

「ややこしっ！もう敬語なしで喋りぃや！Aも向こうでそんなん気にして話してないやろ！大吾も！」

「それはまぁ…西畑くんがええなら」

「俺も、木原くんがええなら…」

丈くんに言われてお互い敬語なしの名前呼びで話すことになった

「大吾えぇなぁ。俺も康ちゃん♡って呼ばれたい！！」

「いや、俺も大ちゃん♡って呼ばれる訳ちゃうよ！？」

「呼び方は置いといて、俺らにも敬語なしにしようや」

「そうしよ！これから一緒になるんやし、堅苦しいん嫌やもん！」

丈くんの言葉に康二くんが続く

「お二人がいいなら、俺は何でも…」
　

「じゃあ、康ちゃん♡って呼んでや！」

「えー……それはちょっと……」

「嫌なんかい！！」
　

康二くんの突っ込みが響き渡り、みんなで笑い合う

あ、なんかめっちゃほっとした
良かった……

「他のメンバーも紹介せんと、今日おる奴らだけでもいっぱいおるからなぁ」

「あ、資料は予め読んで来たから、顔と名前は初めましての人でも一致するよ」

「あ、ほんまに？仕事早いなぁ」

「お邪魔させてもらう側やのに顔も名前も覚えてないとか失礼やなと思って」

「相変わらず真面目！」