関西Jr.になりました (ページ12)

今日:10 hit、昨日:9 hit、合計:58,519 hit

・ページ12

「次は大晴やな」

「あ、福本大晴です。初めまして」

「あれ？初めてじゃないですよね？」

「えっ」

「え、あれ？違いました？何度かお仕事で一緒なったことなかったでしたっけ？」

俺がこう言うと福本くんの目が驚いたよう見開いた

「絶対覚えられてないと思ってました…びっくりしたぁ……」

「覚えてますよ。お話しするんは初めてですよね。これからよろしくお願いします」

「うわ、やばいな……」

笑顔で挨拶すると、ぼそっとなんか言われた気がしたけど、聞き取れんかった

「あ！！よろしくお願いします！！」

と、思ったら急にがばっと頭下げられてびっくりする
福本くん、いきなり声おっきい…

「次はぁー……あ、小島か」

大吾が次の人を確認してる
　

「……小島……健です」

ん？声が小さすぎて、なんて？

「えっと、小島健くんですよね？」

「………」

無言で頷かれる
あれ？小島くんってこんな感じの人やったっけ？全然目合わへんねんけど

「あかん、あかん、あかん…大吾くん、助けて！！」

不思議に思って小島くんをみつめてたら、ついに大吾に助けを求められてしまった

「もう、なんやねんなぁ。挨拶するだけやんかぁ」

「いやいやいやいやいや！こんな人と普通に話せてるんがおかしいから！」

え、俺どんな風に思われてるん？

「ごめんなぁ。小島、人見知りやねん」

あぁ、なるほど
とは、ならないですけど？こんな人とか言われてましたけど？

「今からそんななってたら、お前これからどうするん」

「それは、まぁ、あれやんか……うん」

どれなんやろ

「もうええわ。次！流星ー」

「はぁい」

大西流星くんや

「お久しぶりですよね。改めてになりますけど、大西流星です」

「お久しぶりです。これからよろしくお願いします」

「こちらこそよろしくお願いします。さっきは大ちゃんがすいませんでした。先輩に対して失礼なこと言ってしまって」

え、なにこの子
めちゃくちゃしっかりしてるやん！

「いやいやいや！気にしてないし、さっきちゃんと話したんで」

「それなら良かったです。大ちゃん、ちゃんとごめんなさいしたん？」

「うん、したした」

「大西くんって、大吾のお母さんなん？」

関西Jr.が家族ってそういう意味？