春晴れ。2 ページ3
慧「ひっひっひw」
特徴的な笑い声が聞こえてきた。
笑い声の主はさっきのふわふわ茶髪の男の人で、顔を見ると女の子に負けないくらいに可愛い顔をしている人だった
大貴「ちょ、伊野尾くん何笑ってるんだよ!」
慧「ごめんごめん、なんか面白くて」
大貴「A、この人は伊野尾くん!入学式隣の席でさ、なんとなく話しかけたら楽しくて」
慧「伊野尾慧です。大ちゃんと同じ学部らしいからこれからよろしくね」
A「あ、わたしは大貴とは違う学部なのであまり会わないかもですけど、よろしくお願いします」
大貴「伊野尾くん何いきなり大ちゃんなんて呼んでるんだよ!Aも!硬い硬い!昼食べる時に毎日会うだろ!」
A「あ、そっか。じゃあ、よろしくね…伊野ちゃん」
あ、食べるんだ。なんて思ったことは失礼だから内緒。
伊野ちゃんって言うのは、ほんとになんも考えてなくて、女の子みたいだなーって見た瞬間から思ってたから。
慧「ふぇ?」
大貴「ずるい!俺も伊野ちゃんって呼ぶ!」
伊野ちゃんは驚いてたけど、大ちゃんの強引さのおかげで、
慧「…うん。よろしくね、大ちゃん、A」
なーんて言ってくれた。
これが、まだお互いぎこち無い私と慧の友達としての始まり。
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作者名:ついんらびっと | 作成日時:2017年4月21日 8時