どっちも浮気性 (ページ21)

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Secret21 ページ21

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『別れよう。』

先に言ったのは私だった。

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これ以上一緒にいたら
彼に嫌われてしまうかもしれない。
彼を嫌いになってしまうかもしれない。

そう思うと、別れるという選択肢しか
あの時の私にはそれしか無かった。

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あれから2年。

別れても尚私の心の奥深くに居続けた人に

真っ直ぐ愛の告白をされている。

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「ずっと後悔してた。苦しめてごめん。守れなくてごめん。裏切ってごめん。」

『ジョングク...』

「俺にはAを守ることが出来なかった..」

「もう二度と離さない。次は俺がお前を守らなきゃいけない。」

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『また同じ過ちを繰り返すかもしれない、、』

声が震え、悲痛な想いが溢れる

『怖いのっ..!また失うかもしれないと思いながら一緒になるのは。私はもう、自分のことが信じられない！！』

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気づけば強く抱きしめられていた。

「....人は変われるんだよ。俺もお前も、あの時とは違う。もしお前が信じられないなら...」

そう言って私の肩をギュッとつかみ

私の目を真っ直ぐ見て噛み締めるように、

「お前のことを今もまだ信じてる俺を、信じてくれないか？」

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こうゆう真っ直ぐなところは
あの頃と変わってないな。。

過去の大好きだった想いが
一気にフラッシュバックして

目に熱いものが込み上げてきた。

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