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「おい、でたぞ...っておい！！」
女は胸を抑え、今にも倒れそうなほど
苦しそうに過呼吸を起こしていた
.
.
『はぁっ、はぁっ、』
「おい！しっかりしろ！」
『だいっ..じょうぶっだか、らっ...』
ふらついた足で引き出しから吸入器を取り出して
それを吸い込み、徐々に落ち着いていた
.
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『ごめん、びっくりさせたよね』
「お前...」
『そういえばまだあたしの名前知らないよね。』
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さっきの苦しそうな顔とは打って変わって
綺麗な顔で、
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『A。』
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顔通り、綺麗な名前だった。
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作者名：ジェニー | 作成日時：2019年3月17日 19時
