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「くそっ！！」
『あたしを殴ろうとするなんて100年早いよ？』
外された瞬間即座に俺の拳を止められた。
.
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「お前、まじでなんなんだよ。なんで俺を誘拐するんだよ」
『ジョングク、いつか、何故あんたがここにいるのかきっと分かるよ』
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質問の意味が全く分からなかった
そしてなんで、俺の名前を知ってる？
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でももう、逃げ出そうとするのは諦めて、
このスリルを俺は味わうことにしたんだ。
.
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「え、、手錠もういいのか？」
『風呂、入ってきな？ちょっと臭うし』
「...てめぇ」
俺は風呂に入りながら、
ふと、昔のことが頭に過ぎった。
それは、父親のことだった
.
.
それはなぜだか、あいつが父親の顔に少しばかり
似ていたから。
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作者名：ジェニー | 作成日時：2019年3月17日 19時
