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澤夏 side.
『Aさん綺麗です〜〜〜!!泣』
「もう泣きすぎだよ⋯。笑」
堀夏「顔ぶっさ」
『帰れ!今すぐ!!!!!!!!
視界にAさんをいれるな!!』
あれからAとひなちゃんが仲良くなるのに
時間はかからなくて今では二人で出かけることもある
あとなっちゃんとひなちゃんがお似合いだと
俺は勝手に思ってるんだけどなあ⋯⋯⋯(笑)
澤夏「もううるさいよ(笑)」
真っ白なウエディングドレスを着た
Aの手を取って控室に戻る
澤夏「抱きしめてもいい?」
「なんで確認するの。笑」
メイクがとれないように
髪がくずれないように
そっとAを抱きしめる
澤夏「⋯⋯⋯⋯⋯ほんとに綺麗」
「んは、夏輝もかっこいいよ」
⋯⋯⋯⋯⋯信じられないんだいまだに。
今俺の隣にAがいてくれることも
こうして結婚式を迎えられたことも全部
澤夏「もう絶対離してあげないから」
「また見つけてくれるでしょ?笑」
澤夏「ちょっと離れようとしないでよ。笑」
くすくす笑うAが愛おしくて仕方がない
うん、そうだよ。
俺はきっと何度でもAを見つける
だって俺しつこいし、諦め悪いから
澤夏「来世でも見つけてあげる」
「んー、それはいいや」
澤夏「なんで?!」
「わたしが見つけてあげる」
澤夏「すき、結婚してA」
「今から式挙げるんでしょ(笑)」
病める時も、健やかなる時も、
富める時も、貧しき時も、
ずっとずっと一緒にいよう。
Fin.
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作者名:m o n a . | 作成日時:2021年9月9日 16時