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澤夏 side.


澤夏「Aッッ⋯、!!!」



「夏輝⋯⋯⋯えへへ、怪我しちゃった(笑)」





知らない番号から電話がきて出てみれば
Aが病院に運ばれたって聞かされて
リハをぶん投げて急いで病院に来た








澤夏「⋯⋯⋯⋯⋯よかった、」



そっと抱きしめれば腕の中で静かに泣き始める




澤夏「⋯⋯⋯⋯⋯誰にやられたの?」



「ぐずっ⋯、足滑らせただけだよ」



澤夏「A」



「⋯⋯⋯⋯⋯」



澤夏「隠し事しないって約束したでしょ」



「したっけ?」



澤夏「怒るよ」



「もう怒ってる⋯⋯⋯⋯⋯」



澤夏「ねえ早く言って」









「⋯⋯⋯⋯⋯ファンの子だと思う」









あってほしくなかったことが現実になってしまった
⋯⋯⋯⋯⋯でも俺ができることをしなきゃいけない









澤夏「⋯⋯⋯⋯⋯大丈夫、絶対守るからね」









Aを守るためなら俺は⋯⋯⋯⋯⋯









グループを抜けてもいいって思ってるから。

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作者名:m o n a . | 作成日時:2021年9月9日 16時

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