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澤夏 side.
「⋯⋯⋯⋯⋯わたし怖かったの」
澤夏「⋯⋯⋯⋯⋯うん」
「大事な時に赤ちゃんなんて⋯⋯⋯⋯、
ましてやファンあってのお仕事でしょ?」
「だから逃げたの。夏輝から。
夏輝の夢のためとかなんとか言ってたけど
⋯⋯⋯⋯⋯怖かったんだ、すごく。」
澤夏「っ、ごめん⋯ほんとにごめん」
どれだけ心細かったんだろう
一人で病院に行って一人で戦って
「⋯⋯⋯⋯⋯だからもう逃げるのやめる」
澤夏「⋯⋯⋯⋯⋯、」
「夏輝のそばにいたいよ」
澤夏「⋯⋯⋯⋯⋯ほんとにいいの?」
「ええ?しつこい夏輝に折れたんだけど」
澤夏「ちょっとしつこいってやめて我慢強いでしょ」
「たいして変わらなくない?笑」
あー、やっぱり好きだ
FANTASTICSの澤本夏輝じゃなくて
Aの前ではただの澤本夏輝でいられる
澤夏「⋯⋯⋯⋯⋯俺と結婚してくれるの?」
「ふふ、喜んで」
澤夏「⋯⋯⋯え、夢オチ?」
「ちょっとしっかりして」
パパ可笑しいねって夏瑛を見て笑うAが
愛おしくて可愛くて、絶対守ってみせるよ。
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作者名:m o n a . | 作成日時:2021年9月9日 16時