【HQ】大地さんの隣(短編集)。 (ページ13)

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13日目:テスト討論会ページ13

10月25日(金)

無事テストが終了しました。テスト後、空き教室に部員で集まって討論会です。

西「今回四字熟語多かったな！俺国語は余裕だぞ！」

縁「よかったなぁ。それより、数学の最後の問題答え5であってるよな？」

『・・・』
田「最後までいってない」
西「俺、勘で5って書いたぞ！」
『すごい、西谷、ある意味天才だよね。』
西「おう、俺は天才だ！」

縁「答えあってても、解法違うと点もらえないだろ。」

西「・・・」

「わからなかったのあるか？」
『この古典の最後の問題が、いまいち。』

問題用紙とにらめっこをしていた大地は、すぐにわかったような顔をした。

「あーで、こーで、こうなる！」
『なるほど、わかりました！』
縁「鈴木いいな、こんなにわかりやすい大地さんに勉強教えてもらったんだろ？」
『うん！いいでしょ』

「それ以外は大丈夫か？」
『はい！解けました！凡ミスがなければ大丈夫です！』
「あの状態からよくここまで頑張ったな」
そういうと大地は、頭をポンポンしてくれた。

影「ああやって、スマートになんでもこなすのかっこいいっす」
菅「初々しさがだいぶ減ってきたな。」

月「そんなことないと思います。キャプテンは妹とか幼稚園児にやるみたいな感覚で、頭ポンポンしてるだけですよ。鈴木さんの顔見ればわかるでしょ。それに、その顔を見た大地さんの反応とかも。」

たしかにAは真っ赤な顔をして、それを見た大地も顔を赤くしてましたとさ。

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え、なに、この話。