【HQ】大地さんの隣(短編集)。 (ページ11)

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11日目:雷雨の日ページ11

10月23日(水)

菅原side

テスト2日目、自主練中の出来事。

「しっかり給水しろよー、1回全員休憩な」

『お疲れ様です、タオルとドリンクです。』

「おう、ありがとう。」

西「ありがとな、」

田「サンキューってか、雨降ってきたよな」

西「予報外れてるなー、」

『傘持ってきてる？風邪ひかないでよ。』

ピカッ、ゴロゴロゴロゴロ、、ガッシャン、

『きゃっ。』

菅「今の結構近くに落ちたよな？」

東「かみなりか～、びっくりした。」

田「ちちちち、近い。」

菅「田中なんでそんなにビビってんの笑」

ちちち近い、たしかに近い。
Aと大地の距離が、、、

「大丈夫か？」

『すいません、びっくりして怖くて、、、』

こっちが聞きたい、2人とも顔を真っ赤にして大丈夫かよ。

大地も抱きつかれるとあんな赤くなるんだな

「おい、スガなに考えてる？変なこと考えるなよ。」

そんなこんなで練習が終わりました。

大地side

休憩中に抱きつかれました。
あれは可愛かったな。

いかんいかん。早く帰らないと傘ないし。

「Aおまたせ。」

『いえ、ちょうど支度終わったところなんで、大丈夫です！』

外に出ると弱くなったものの、まだ雨が降っている。

『ちょ、大地さん傘持ってないんですか？』

「え、雨予報じゃなかったから。」

『風邪ひかれたら困るんで、使ってください！』

「じゃー、入れさせてもらってもいい？」

自分からこんなこと言ってあれだけど、恥ずかしいな。相合傘か、。折り畳み傘小さいけど、2人で入れるかな。

『肩濡れてますよ。』

「気のせいだよ。」

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西谷はきっと走って帰って、水も滴るいい男になってます。

東「鈴木ちゃん、かみなりより大地の方が怖いから気をつけてね。」

「旭、なんか言ったか？」≪≪背後が黒い。。