1日目:告白?? ページ1
10月13日(日)
「おつかれ〜!」
『お疲れ様です!』
「ダウン入るから片付けお願いしてもいいか?」
『わかりました!』
今日も1日練習が終わりました。
烏野高校のバレー部員はバレーがすっごく好きみたいで、マネージャーの私も日々みんなの成長に驚いています。
片付けが終わるとミーティングをしてすぐ解散。
今日は朝から暗くなるまで練習だったので、自主練する人はいないみたい。
「鈴木、今日歩きか?」
『はい!歩きですよ!』
「1人?」
『潔子さん車みたいで、今日は一人ですね!』
「送ってくよ。ついでにどこかよってラーメンでも食べないか?笑」
今話しかけてくれているのは、主将の大地さん。
誰にでも隔たりなく話しかけてくれる。
好きになるまでに時間はかからなかった。
『反対方向なので大丈夫ですよ!でも、ラーメンは食べたいです』
ラーメンが大好きな私はラーメンという単語を聞いてしまっただけで、お腹が鳴る。
「じゃーラーメン行くか!」
『はい!』
「部室の階段の前で待ってるからな〜。ゆっくり準備してこいよ。」
ラーメン食べれるー!!
ラーメン、ラーメン、ラーメン!!
みんなと食べれるラーメンはほんと最高!
他に誰が行くのかな??
大人数の方が美味しいよね!
『お待たせしました!』
「お、早かったな。」
『あれ?みんなは今日行かないんですか!?』
「2人じゃ嫌だったか?」
『いや、そんな!』
ど、ど、どうしよう、、、、、
緊張して。。。。
「、、、でさ、日向がさ、、、おーい、聞こえてる?」
『あ、はい!すいません!』
「みんなと一緒の方が良かったか?」
『いえいえ!そんなことないです!ただ好きな人と2人きりっていう状きょ、う、、が、、』
やばい。なに言ってんだろう。
隣の大地さんを見ると耳まで真っ赤にして、フリーズしている。
『あ、すいません。忘れてください。帰りますね!さような「ちょ。、待って。」
左手を強く惹かれたと思ったら、いつもより顔を赤くした大地さんが目の前にいる。目を逸らしたくても大地さんの真剣な目がそれをさせてくれない。
「忘れてって言われても無理だよ。好きな子にそんなこと言われたら、忘れられないよ。鈴木がさっき言ったこと、本当なら俺と付き合ってほしい。俺は鈴木のことが好きだよ。」
『ぐずっ、ぅ、っ、お願いします。』
今日からバレー部カップル誕生です。
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「ラーメン食い行くか!」
初デート!?はラーメンでした。
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作者名:ゆう | 作成日時:2019年10月13日 23時