28.ナンセンスな質問 ページ30
『そうだ!ねぇ、私に爆弾の作り方、教えてよ!』
お願い!っと頼むもトロワは少し渋っている様子
ト「ん〜でも、失敗したら怪我をするかもしれないし。教えるのはちょっと気が引けるな〜」
紳士なのが裏目に出たか。仕方ない、あの手を使うしか...
『教えてくれたら、お詫びにブラジャー買ってあげるから!』
ト「まぁ女性に頼まれた事を引き受けるのが紳士ですからね。いいですよ、教えてあげます」
うわ切りかえ早!!((
でもこれでまた脱獄するのが楽になる、気合い入れて頑張るぞー!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ト「凄いね...教えてから、まだ3日しか経ってないのに完璧だよ!」
『ほんとに?!ありがとう!』
そう言って、教えてくれたお礼に下着を選びに行く
ト「うわぁぁ、生きているうちにこんなに下着が沢山ある所に来れるなんて夢みたいだ!」
と子どものようにはしゃぐトロワ
それを一歩後ろで見ている私
『下着一つで大袈裟だな〜』
ト「まだわかってないようだね、ブラジャーは男のロマンそのもの。こういう場所は普段出入り出来ないから誰だってはしゃぎますよ!」
そういいルンルンで下着を選ぶ
やっぱり男の人って行為をする時、下着とか見てるのかな...?
『ねぇトロワ、ちょっと...』
と、先程の疑問を耳打ちで質問した
周りに聞かれたら恥ずかしいし!
ト「...............はぁ」
え、ため息!?
ト「Aちゃんって意外と、というかかなり男の事わかってないんだね」
そう言われてグサッと言葉の刃が刺さった
ト「いいかい?Aちゃんは下着なんかどうでもいいって言っているけど、男性の中には下着でテンションが上がる人や逆にナンセンスな下着の所為で萎える人もいるんだ。意外と下着って見られるものなんだよ?」
そうなんだ、超勉強になる
と思ったの同時に先輩に申し訳なく思う私がいた
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作者名:うさぎ | 作成日時:2019年10月6日 18時