〝名脇役″3___降谷零 (ページ48)

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赤「Aが嬉しそうに君の話をしてきたんだ。勿論名前は出さなかったがな…驚いたよ、あれだけなりたがってたFBIでなく日本の警察を選んだんだからな。それもきっと君や仲間の影響を受けたんだろうな…」

降「…今日はよく喋りますね。沖矢昴じゃないのに」

赤「ふっ…君にはかなわないな。」

降「それは肯定でよろしいんですね…」

赤「さぁな。まぁでも…君が思ってる以上にAは君の事を信用しているみたいだぞ？」

降谷は黙ったままで、表情から何かを読み取ることは出来ない

赤「降谷君、あいつの事を…Aのことを頼んだぞ。何かあったら頼れるのは君だけだからな」

降「そんなの貴方に言われなくても分かってますよ…」

赤「そうだな…！噂をすれば…」

赤井の目線の先には、こちらに向かって走ってくるAの姿が。

「あっ！やっと見つけた～！こんな所にいたんですか…探したんですよもう！」

本当に探し回っていたんだろう、壁に手をつきゼェゼェと呼吸をしている

「というか！また喧嘩してたんじゃないですか！？もう駄目ですよ！」

どうやら通常運転のようだ、と2人は思う

降「…だらしないぞ。そんな息切れして」

「仕方ないじゃん～全然見つからないんだから！ほら、早く戻らないと会議始められませんよ！」

赤「もうそんな時間か…」

「あ～始まる前から疲れた…」

降「お疲れお疲れ」

Aの髪をわしゃわしゃとする降谷
そのやり取りを赤井は微笑ましそうに見ている

「さぁー早く行くよ！怒られるのは嫌だからね…」

「そういえば2人とも何話してたのー？やっと仲直りでもしたんですか」

降「…内緒だ」

赤「降谷君と同じく」

「え～何それ！」

頬を膨らませそう言いながらも、Aは嬉しそうだった

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作者より

皆様いつも『名脇役』を読んで下さりありがとうございます！

そして突然始まりました最終章…本当いきなりすぎて申し訳ありません(＞＜)
夏休み中には完成させ、新作の方も出したいと考えています！
多分、更新スピードも上がるかと…思います…
評価やコメントも励みになりますのでどんどんしてやってください笑

Part4で完結すると思います！それではもうしばしこの作品にお付き合いください！