〝名脇役″3___降谷零 (ページ5)

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「これは…」

とりあえず一度自分で作ってみろと言われ、生地をこね、オーブンで焼いて取り出してみると、クッキー"のようなもの"が完成した
これはもう炭のレベルで真っ黒だ

赤「どうしたらこうなるんだ…」

「どうしてでしょうね…」

何か分量を間違えたのだろうか、それとも焼きすぎたのか…
あまりの出来に赤井さんもびっくりしている

赤「もう一度最初からするか…今度は俺も手伝おう」

「うぅ…ありがとうございます…」

そして…

「で、できたぁ～！！」

今度は正真正銘、クッキーが完成した
名付けて「工藤Awith赤井さんお手製クッキー」だ。(そのまんま)

赤「一時はどうなるかと思ったがな…食べてみたらどうだ？」

と言われ、一つ取り食べてみると

「ん～美味しい！赤井さんも食べてみてください！」

赤「ん…これはいけるな…」

甘さ控えめで、ちょうどいい味に仕上がっている

ラッピングを終えるとかなりの数が出来たで、後で子供達と蘭ちゃんや園子ちゃんにも配りに行こう

「やっぱ持つべきものは赤井さんですね！今日はありがとうございました！」

赤「まぁ、いい気分転換にはなったな」

ポンポンと頭を撫でられる

「それと…これ、今日のお礼です！作ったやつですけど…」

赤「いいのか？」

「当たり前です！手伝ってもらったんですから！」

赤「そうか…じゃあ後で頂くとしよう。」

その後、阿笠博士の家へ行くと丁度子供達がいたのでクッキーを渡すととても喜んでくれた
この子達が日本の未来を担ってるのだと思うと誇らしい

哀ちゃんも笑顔で受け取ってくれたので良かったなぁ…組織にいた時よりも最近は笑顔が増えてるみたいだ

蘭ちゃんたちの分も新一に預けたし、あとは公安の方に持っていくだけだ