#128 ページ28
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「では梓さん、後よろしくお願いします！」
梓「はい！お疲れ様です！」
ポアロのバイトを終え、外に出ると誰かが腕を掴む
コ「はぁっはぁ…安室さん！大変なんだ！」
「コナン君！？一体どうしたんだい？」
凄い勢いで走ってきたのだろう、息切れをしてる
それにしてもこの少年がここまで慌てていることは珍しい
「Aさんが、僕達を逃がすために囮になってっ！」
「何！？どういうことだ！」
コ「最近全国で子供の誘拐が多発しているでしょ？その犯人に僕達も狙われて、それを助けるために…！」
コ「一緒に逃げようって言ったけど、公安としてそれはできない…中々捕まえられなかった主犯格の奴らもいるからここで逃がすわけにはいかないって！」
Aが囮に…だと？あの馬鹿！！
確かに首謀者が見つからずお手上げ状態だったはずだが、1人は危険すぎる！
「Aは、今どこにいるんだ！？」
コ「はいこれ！追跡メガネだよ！探偵団バッジをAさんに渡してきたから、その場所に行けば犯人も捕まえられる！
公安を動かすことが出来るのは安室さんしかいないんだ！力を貸して！」
「もちろん言われなくてもそうするさ！…もしもし、風見か！例の子供の誘拐に関わっている組織だ。あぁ、今Aが囮になっているらしい…それじゃあ頼んだぞ」
コ「安室さん、僕も行くよ！」
「ダメだ、ここから先は僕達の領域だ。安心して、必ず一緒に戻ってくるから！」
ドンッと勢いよく愛車に乗り込み、急発進させる
距離はここからそう遠くない。
少なくとも犯人は複数人、主犯格も含まれているとは…
頼む、無事でいてくれ…
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作者名：華花。 | 作成日時：2018年6月2日 21時
