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けとにぃとデート3 ページ14

Aside



圭「え!」


「どうしたの?」



突然、けとにぃが券を見て立ち止まった。







圭「すごいよ、この券!

このお店でナンバーワン人気のイチゴクリームパフェが無料なんだって!」



「え!」



イチゴクリーム、パフェが……無料……!



すごく食べたい!





圭「よし、行こっか!結構ここから近いとこにあるらしいから」



「うん!」





圭(やばい、Aちゃん超嬉しそう…/////

可愛い……/////)




ーーー




カランコロン


店員「いらっしゃいませ〜」



圭「あ、この券使えますか?」



店員「はい!あ、券1枚だとパフェは1個なんですがそれでも大丈夫でしょうか?」


圭「全然!」



店員「わかりました。あちらの席でお待ちください」







すごいなぁ。


わたしなんか、まだあんまりほかの人と話せないよ。





「…わたし、もっと勉強しなきゃ」



笑顔の次は、ほかの人とうまく話せる練習かな。





そっと小さく、新しい目標をたてました。



ーーー





店員「お待たせしました〜。イチゴクリームパフェです」



圭、A「〜〜っ!」




出てきたのは、すっごく美味しそうなパフェ。


イチゴがいっぱいのってて、すごく甘そう。





「けとにぃ……食べていい?」



圭「食べよ!」



2人ともスプーンを持って、目の前のパフェをすくって食べた。




「おいしい………!!!!!!!」


圭「んん〜っ!これやばっ!」



2人ともそう言ったあとは、もう喋らずにぱくぱく食べていった。





ーーー




「おいしかった〜…!」


圭「うんうん。今度は山ちゃん連れてこよっかな」




たしかに涼にぃ好きそうだったな。


イチゴ大好きだもん。





圭「ちょっと休憩しよっか」



「うん」


すごい勢いで食べたせいもあって、ちょっとすぐ歩けないかな。



けとにぃは、横にあった雑誌をとって眺める。



わたしはと言うと、けとにぃに見られないように笑顔の練習。





すると、


圭「え」



けとにぃが口を開けてた。



「?」




けとにぃが指さすページを見ると………









『特集!!!!!!!今、最も賞賛されているカメラマン・アダムス!!!!!!!』




「…………えっ」





でっかく太字で書かれたその文字に、2人ともビックリ。



そして、その太字の下にはカメラを持って笑ってるアダムスさんがばっちし写ってた。

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作者名:イチゴ・チョコレート | 作成日時:2017年1月15日 14時

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