【おりちゃ募集企画】再び紡ぐ語りの花【募集中】 (ページ9)

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壊れて消えた、日常風景ページ9

【おりちゃ名】
壊れて消えた、日常風景

【説明】
動物と人間の混血が、人間を支配する昔話。
キャラは、指定したものは二つ、それ以外はいくつでもどうぞ。
質問や、参加希望は随時受け付けております。
初めての方でも勿論歓迎致します。気軽にご参加くださいませ。
詳しい事は、壊れて消えた、日常風景にて、どうぞ。

【世界観】
昔々、気の遠くなる様な昔の事。
あるところに、動物達が住み、人間達がいる街がありました。
動物、と言っても、人間と動物の混血だけなのですが。
何故混血がいるのか、始まりをお話し致しましょう。
一人の女性と、一匹の狼がいたのです。女性はいけない事だと分かりながらも、狼と交。わってしまいました。
そして子が出来たのです。その子は綺麗な子でしたが、不可解な点が一つ。
狼の耳と尻尾が生えていたのです。
これが、初めての混血の子。この子は色男で、夜な夜な人間の女性と交。わっていました。
当然ながら、女性は子を孕。みます。だが堕ろすにも堕ろせず、結局産んでしまいました。
ここから混血の子達が増加してゆき、他の動物がその街の噂を聞きつけ人間と交わる。
またもや混血は増えてゆきます。
そしてある日、ある程度に成長した混血の者がこう言いました。
『何故我々は、人間と共存しているのだ？』と。
その言葉に殆どの者は頷き、そうだ、何故今まで考えられなかったのだろう、と異を唱え始めました。
混血の軍団は人間を実力で捩じ伏せ、自分達の生活を支えるものとしたのです。
現代でいう、奴。隷や家。畜といったところでしょうか。
さて、思い出話はここで終わりです。
さぁ、昔話に戻りましょう。
聞きたい人だけ、耳を澄ませて聞いてくださいね。
では、昔話の始まり始まり。

【一言】世界観がややこしく感じる方もいらっしゃるとは思いますが、参加して頂ければ幸いです。

【作者名】空木彼方