第三十五話 ページ41
華月の部屋に入れば、机周りは書類だらけだった。
他は整頓されており、華月の長谷部が、書類仕事をどんどん終わらせていっている。
華月「ん、良くやった。長谷部。10分休憩だ」
長谷部「はーい！主！」
にっぱぁー、と効果音が付きそうなほどの笑顔で華月を見た後、そのまま寝た。
釖は、それに軽く引いた。
華月「乱、茶淹れてこい」
乱「はーい！」
乱の元気な声を聞いて釖は少しほっとした。
華月「さて、滝切双次の捜索は難航している。」
急に本題に入ったことに驚いたが、ちゃんと聞く。
華月「本来ならば、審神者の力を辿っていくのだ、が。奴の場合、貴様の力が殆どと言って良いほどない。審神者の力を必要としないのなら、建てられる仮説は二つ。歴史改変主義者の様に自分の負の力で顕現したか、本物の滝切双次なのか。だ。後者の場合、かなり面倒な事がある。それは本物だった場合、全審神者に力を送れなくなる。奴はまだここには無いが時期入る予定だった。
前者だったら、破壊すれば良いだけだがな。」
そう言って顔色一つ変えず、言う。
釖は、少し眉を寄せた。
釖「そう言えば、俺んとこの長谷部が言ってたな、闇の深さと服の赤さが比例するって」
華月「ほう？最後の色は？」
釖「赤黒かった気がするな。本当の最後は長谷部しかしらないんだが」
華月はそれを聞いて少し考え始める。
暫くして華月は、話し出す。
華月「貴様には、これから少々やって貰うことが出来た。こい」
そう言って華月に連れて行かれた場所は、ガラスの筒の中に浮いている刀がある場所だった。
華月「普通のやつらは絶対に入れない所だ。」
そう言ってある刀剣の前に立つ。
下に書いてあるプレートには、［へし切長谷部］と書いてあった。
華月「本物のへし切だ。…起きろ」
華月そう言って、ガラスをコンコンと叩くと、刀が光り出し筒の隣に長谷部が立っていた。
ただ、普通の、というよりやはり付喪神としての神々しさがあった。
本物の長谷部は釖を見て少ししかめっ面をする。
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澤@(；ω；)(プロフ) - 如月葵華さん» ありがとうございます！！これからも精進してまいります！！お名前素敵ですね！♪( ´▽｀) (2016年7月15日 15時) (
レス) id: 58b054150b (このIDを非表示/違反報告)
如月葵華(プロフ) - 面白かったです！更新頑張って下さい (2016年7月14日 17時) (レス) id: f32bcc3c41 (このIDを非表示/違反報告)
澤@(；ω；)(プロフ) - 無気力女子？さん» 投票ありがとうございます！確認しました！これからも頑張ります！( ´ ▽ ` ) (2016年6月14日 23時) (レス) id: 58b054150b (このIDを非表示/違反報告)
無気力女子？(プロフ) - ５と長谷部さんで投票ってことにお願いします。更新無理をせず頑張ってくださいね。 (2016年6月11日 18時) (レス) id: a57bb1f3a3 (このIDを非表示/違反報告)
澤@(；ω；)(プロフ) - ぽテロさん» 投票ありがとうございます！確認しました！ (2016年5月19日 23時) (レス) id: 7f09a5e734 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澤@(´・ω・) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/8df5326c611/
作成日時：2015年11月22日 23時
