雑多リハビリ(ネタ消化)用 (ページ7)

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解説ページ7

はい｡解説です｡

まず､作中でも語りました絵心ちゃんの個性について｡

絵心ちゃんの個性はスケッチ｡
絵に描いたものを具現化する個性です｡

条件は以下の通り
①1度見たことがあるものであること
②自分がそれについて理解していること
③生物を作る場合は､
　自身のイメージによって趣味や性格が構成される

これを前提に解説していきます｡

絵心ちゃんは､本当に1番最初､
路地裏で人目を避けて生活していました｡
個性を狙われてしまうからです｡
敵の子供ということで国の保護も望めませんでした｡

本来ならできたかもしれませんが､
親の罪は子供の罪だと敵に刷り込みされたのです｡

そして､心を閉ざして生きていた絵心ちゃんに
連合戦で個性を失い､
スパイ活動をした､トゥワイスを殺したなどの理由で
絶賛大炎上中のホークスに助けられます｡

どんなに敵意を剥き出しにしても凶器を向けても
彼はただただこちらを心配するばかり｡
次第に警戒心も解け､少しずつ笑顔が増えます｡
そして､ホークスは誹謗中傷に耐えきれず自害｡

自分達を守ったヒーローに感謝すらせず
ひたすら攻撃し続けた民間人に酷く怒りを覚え､
ホークスを救うことを決心｡
数十年後､その決心をしたばかりの自分を作り､
それを繰り返して無理矢理寿命を引き伸ばします｡

そして数百年が経った頃､
ようやく｢時を遡る個性｣の子供を見つけるのです｡
子供の信頼を得て自分に執着するよう仕向け､
絵心のためだけに生きるまでになり､
その力を借りてホークスが生きていた時代に遡る｡

何度も何度も失敗しては子供を作って遡り､
また失敗して怒りを募らせながら
それを隠して情報を集め策を積み重ねる｡

そして､100万回目｡
ホークスは今までと同じように､｢ありがとう｣と｡
｢俺は君の味方だよ｣と言って､死に絶えました｡

この世界のホークスにとって､
絵心は得体のしれない子供｡
にも関わらず､どうしてこんな言葉を遺したのか｡

実は､ホークスも繰り返していました｡

絵心の個性は1度発動すればその効果は半永久的｡
つまり､絵心が死んだ後も時を遡る子供は居ます｡
絵心に執着心を抱いていた子供は､
絵心を助けてくれとホークスに頼みこみ、
ホークスを過去に戻していたのです｡

どちらかが助ければどちらかが死に､
生き残った方はひたすら繰り返す｡

そんな終わらない無限ループなのでした｡

アッハッハッハッハッ､初っ端から重てぇなぁ！！！