悪い男にはご注意を。 (ページ6)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:242,694 hit

6話ページ6

「ヒョクチェよ、さっきのことはわすれてくれーー！！」

なんだかんだでヒョクチェと飲み会。

「いや、別にいいんだけどさ、ほら、なんかあったなら素直にいいなって、ね？ヌナ溜め込みすぎ！」

「…それ、ヒチョルにも言われたの。私そんなに溜め込んでるように見えるの？」

みんな口を開けば溜め込んでるように見えるって…
ヌナはヌナだから溜め込まないもん←

「ヌナ、また口に出てる(笑)」

「…口に出てもスルーしてくれると助かる笑」

ヒョクチェは話してて落ち着く。
ヒチョルの次、いや、同じくらい中のいい友達で私の可愛い弟的な存在。

「まぁでも、ちゃんと言いたいことはいうんだよ？」

そんなかっこいいことを言って頭をポンポンっとしてくるヒョクチェはとーっても男の子みたいで

「彼氏いたら、こんな感じなのかな」

ヒチョルの時とはまた違う別のほっこりする感覚。

「何いってんの、彼氏ならいるじゃん笑」

「いるようでいないのよ。」

そう言うとヒョクチェは頭をぐしゃぐしゃーってするから
ぐしゃぐしゃーってし返してやった。

それから世間話や仕事の話で盛り上がってお酒は進んだ。(私のみ。)

「んぁーー、飲んだ飲んだァ！」

「ヌナ、飲みすぎ笑」

「なんかね、誰かと飲むの楽しくて！最近ふさぎこんでたからすっごく楽しくて仕方なかったの！ありがとね、ヒョクチェ！！」

そういって頭をポンポンっとするとヒョクチェは顔を真っ赤にして

「ヤー。子供扱いすんなよ笑また今度飯行こうな！」

「おう！じゃあヌナ帰る～」

「あー、ダメダメ。送ってくよ、俺のんでないし笑」

そう言ってヒョクチェが私の手をとろうとした時

「ヒョク。俺が送ってくから。」

ついに、飲みすぎて幻聴まできこえるようになったのか、

いや、でもたしかに

私の大好きなドンヘくんの声がした。