ジョングク君は塩対応

塩7 ページ7

どうしよう、グクが熱かもしれない←


そうなったらいてもたってもいられない！！家に帰ることもせずに来た道を戻ってコンビニへとダッシュ。


グクの好きそうなものを片っ端から買いまくってまた家までダッシュ


そしてさっきグクが入っていったドアを勢いよく開けておばさんへととりあえず挨拶


「おばさん！お邪魔します！！」

「あーら！Aちゃん久しぶりねぇ！ジョングクなら自分の部屋よ〜！」

「ありがとう！」


とりあえず階段もダッシュであがって、左へ曲がってすぐのドアを勢いよく開ける


「グクッ！！熱大丈夫！！？」


と、そこにはなんと




平然とベッドに寝転がってゲームをするグクの姿がありました。




「へ？？あれ？？熱は？？」


「…は？」


「だって、さっき家の中入ろうとした時耳が赤かったのが見えて…」


そう言うとグクは少しだけ考えるような素振りを見せて


また顔を真っ赤にさせた。



「ねぇ！やっぱり熱！！」

「ちがう。」

「だって！」

近づこうとするのを嫌がるグクを押し切っておでこに手を当てると


「あれ、熱くない。」

「あたりまえ。」

「熱じゃないの？じゃあなんで？？」


まぁ、熱じゃないならいっか←


「帰れ。」


「はーい、帰りまーす、また明日ね！あ！そうだ！これコンビニで買ってきたからあげる！！」


今思い出したこのクソ重たい荷物をグクの机にドンっと置いてドアへと向かう。


「じゃあね！グク！今日も大好き！！明日も大好き！！」


いつもどーり挨拶をして、今日もスルー覚悟で部屋から出ようとすると


「ん。」

と小さく返事が返ってくるのが聞こえて


だらしなくにやける顔を抑えずに家へと帰った。




「ちょっと！A！何その気持ち悪い顔！」

「はぁ！？それが可愛い娘にいうセリフ！？」





家に帰ってからお母さんに気持ち悪いって言われたけど




今日のグクのデレが多すぎて、そんなことはどうでもよかった←

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