ジョングク君は塩対応

塩１ ページ1

いつものように家を出ると、いつものように家の前でまつ彼の姿



「グク！！！おはよ！！」


そう言いながらダッシュ(とは言ってもせいぜい玄関から4メートルほど)で私の幼馴染兼彼氏の


ジョングク君へと今日も飛びつく


今日もひらりと体をかわされた←


だけど、私が道のど真ん中へと飛び込んでいかないように腕を少しだけきゅっと引かれる


胸きゅん←


「行くぞ」


「はぁい」


そんな短い会話をして


グクの制服の裾をちょこっとだけ握らせていただいて学校ねと向かう





学校へ着くやいなや、グクの周りに集まるうるさい先輩方←に邪魔されて私とグクは引き離される…



「グク！またお昼ね！！あ、ついでに先輩方もー！」


「「「俺たちはついでかよ」」」

という6名の先輩方の声はスルーして←


「ん。」


と短く返事をして、かるーく手を挙げてくれたグクに胸きゅんしながら、教室へとルンルンで向かう




なぜルンルンかって？？




「ミンジや〜！！今日はグクが手を挙げてくれたの！！進歩だよ！！」


「相変わらず、塩極めてるわね、あんたの彼氏さん」


「まぁね！でも好き！」


「あーはいはい、わかったわかった」




私の彼氏は、普段手を握って歩くどころか、会話すらもまともにしない




とにかく、塩対応を具現化したようなやつだからです←

塩２→

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