story14 ページ15
「起きて、A。いくら休みだからって寝すぎだよ」
聴き心地の良い、優しい声
あぁ、ジョングクの声だ。
そういえば昨日、私そのまま寝ちゃったんだっけ。
「ん…おはようジョングク…。」
「ん、おはよ。顔洗ってきたら？？」
そう言いながらキッチンの方へ向かって行ったジョングクに
「んーー、そーするーー。」
と気だるげに返事をして洗面所へと向かう。
目をゴシゴシとこすると手に何かを持っていることに今更気がつく
「え、プレゼント、ずっと持ったまんまだったの？？」
けれどなんだか私の知っているプレゼントとは包装紙も大きさも違うような…
気になってまじまじとそれを見てみると
『dearA』と書かれてある。
「え、嘘まって。これジョングクの字…」
まさか…ジョングクからの？？
そう思ったらいてもたってもいられなくてキッチンへとダッシュ。
「ねぇジョングク！！これ！これって！！」
そう叫びながらジョングクへとタックルすると、ジョングクはそんな私に驚きながら
「うん、俺からのプレゼントー笑」
と少し照れくさそうに言った
「ほら、早く開けてみてよ笑」
そうワクワクしたように言うジョングクに急かされ包装紙を綺麗にはがす。
「……わぁ、これ、前欲しいって言ってたヤツだぁ」
中から出てきたのは前に欲しがっていたネックレスで
結構お高いやつだった気がする←
「ありがとうジョングク！！嬉しい！すごく嬉しい！！」
あまりにも嬉しすぎてジョングクの頭をぐしゃぐしゃーっとらかき乱す
「ああ、もうやめろよ笑」
「だって嬉しいんだもん〜！」
ふとジョングクの耳元に視線を移せば
どこか見覚えのあるピアスが付けられている。
「え、それ……」
「あ、やっと気づいた。これ、ありがと笑」
もしかして、昨日寝た後にプレゼント入れ替えられた……？？
「あぁ、もう、ちゃんと渡したかったのに！ばか！！」
「いいじゃん、改まって渡すより俺達らしくて笑笑」
「そうだけど〜！笑」
なんだかジョングクにしてやられたようで気に食わないけど。
「ジョングク、いつもありがとね」
「何急に、明日雨でも降るの？？」
「ちょっと！！人がせっかく！！」
「嘘だよ笑こちらこそいつもありがとう」
プレゼントはちゃんと渡せたから、結果オーライってことにしておこう←
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舞子(プロフ) - ありんこさん、このお話も大好きです^^主人公達の情景が頭の中に浮かび上がり、それぞれの気持ちの変化にドキドキしたり心を痛めたりします。 (2020年7月19日 12時) (
レス) id: 471479b0c1 (このIDを非表示/違反報告)
ありんこ(プロフ) - 果敢な姉妹さん» コメントありがとうございます^^*面白いと言っていただけてとても嬉しいです……！楽しみにしていただいてありがとうございます！更新早くできるように頑張りますのでこれからも読んで頂けると嬉しいです(*⌒▽⌒*) (2017年7月24日 1時) (レス) id: 4df2f32fda (このIDを非表示/違反報告)
果敢な姉妹(プロフ) - 初めまして！面白くて一気に読んでしまいました( ﾟдﾟ)グクのこと好きなのに、テテにもドキドキしてしまう主人公、、、今後どうなるのか楽しみですっ☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2017年7月17日 18時) (レス) id: 5f8ed8758a (このIDを非表示/違反報告)
ありんこ(プロフ) - ありささん» 私がテテペンのため登場したテテが人気高くて嬉しいです（泣）沢山更新出来るよう頑張ります！コメントありがとうございました！！ (2017年3月24日 0時) (レス) id: a2983f71fb (このIDを非表示/違反報告)
ありんこ(プロフ) - B4Xpzさん» テヒョンくんはこれから活躍させる予定でございます‥！！コメントありがとうございました！！ (2017年3月24日 0時) (レス) id: a2983f71fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありんこ | 作成日時：2017年2月22日 14時
