Welcome to my world！【UNDERTALE】 (ページ2)

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Papyrusが意気込んでパズルの作成へ向かったのを眺めて、私は笑ってみた。
あんなに嬉しそうな彼を見たのは初めてだ。きっと彼の兄弟も喜ぶに間違いない。
私も、心が…

『…さて、見に行こうかな』

一括りに人間と言っても、どんな奴が来るかはまだ分からない。そんな時は自分の目で確かめて審判を下してしまうのが1番手っ取り早いだろう。

…それに、なんだか今回の人間は異質な気がする。時間軸の歪みが激しくなった事も何か関係があるだろうか。
あの花の言動も気になる所だ…

人間がこの世界にとって悪しきもので無いことを願いつつ、"近道"で遺跡の前まで向かった。

着いた先は、Sansの見張り小屋がある森の中だった。そしてSansは小屋ではなく道の真ん中でニヤニヤと笑いながら突っ立っている。
ここできちんと仕事をしていた試しが無いので特に期待はしていなかったが、丁度いい所に居てくれた。
人間については伝えておかなければならない。

『Sans、人間がそろそろ…』
「ああ、このランプ最高にイケてると思わないか？」

Sansが目を向けた先には不思議な形のランプがあった。どういうことだ？

「ひっ」

ぐるりとランプの裏へ回ると、小さな呻き声と共に何かがまたその裏へと隠れた。
上からそっと覗き込むと、ランプにピッタリな…人間が冷や汗を垂らして立っていた。

『はは、うん、ほんとイケてるね』
「…？」

7つ目のsoulを持つ、8人目に落ちてきた人間。
私は大きく口角を上げて、自己紹介を始めた。