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「テミナ、入るよ」
TM「ヌナッ!!!!」
私が部屋に入ると同時に抱き付いてきた。
TM「大丈夫!?ヒョンに何言われたの?泣いてない?」
直ぐに離れて私の顔を除き混み、矢継ぎ早に聞いてくる。
いつもなら私がテミンの心配をするのに、今日は立場が逆。
「私は大丈夫よ。心配してくれてありがと」
私がそう言うと、顔を更にじっと見つめたかと思うとまたぎゅっと抱き付いてきた。
TM「良かった……もしかしたら僕のこと突き放すのかと思った………」
「そんなことしないよ。テミンは私の安定剤なの。だから……」
私がここで頑張れるように助けてほしい。
でもそれを言ってもいいのか迷う。
その言葉はテミンを縛り付けるかもしれない。
TM「だから?僕はヌナに何をしてあげたらいいの?」
「何もしてくれなくていい。テミンは今まで通りでいてほしいの。どんな私でも受け入れて……ほしい………嫌わないで………お願い……」
あとの方は声も小さくなってしまいちゃんと言えたか定かじゃない。
でもこれが私の第一歩。
素直に自分の気持ちを口にすること。
TM「ヌナ………僕をどうしたいの?」
「あ……」
私から離れてしまったテミン。
やっぱり駄目だよね。
こんな自分勝手なこと許してもらえないよね。
また仮面を被らないと。
笑わないと。
でも……結構キツいな。
テミンなら受け入れてくれるって思ってたから。
TM「ヌナ顔上げてよ」
「ちょっと待って、あと5秒ください」
TM「いいよ。5〜4〜3〜」
テミンのカウントに合わせて気持ちを1つずつ閉じ込めていく。
0になると同時に顔を上げる。
「!!!!!」
上げたと同時に顎を押さえられ、目の前にテミンの顔があった。
唇の感触からして………
キス……されてる?
あまりの驚きに目を見開いていると、目を閉じていたテミンの瞼がゆっくりと開いた。
そして妖艶に笑うと角度を変えて、私の目を見つめたままキスを続けてきた。
余りの色気に流されそうに………
って駄目だろ!!!!
慌ててテミンを突き飛ばす。
「なっ!!何するの!!!」
TM「ヌナがいけないんだよ」
「私が何したって言うの!?」
TM「あんな可愛いこというヌナが悪い」
「はぁ!?」
TM「今まで通りなんて無理。ヌナが変わるなら僕も変わる。さっきのは僕の意思表明!!」
にこにこと笑うテミン。
なんか……身の危険を感じるのは気のせい?;;
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sava(プロフ) - サクラさん» 更新が遅くなり申し訳ありません;;;本日戻って参りましたので気長に楽しんで下さい(^^)というか私に文作力なんてございませんよ(°Д°)!!拙すぎて何度消してやろうかと思ったことか…… (2015年3月11日 18時) (レス) id: 952f78d2d1 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - この先すごく気になります!!更新頑張ってください!!作者さんみたいに文作力も私にあれば……羨ましい… (2015年3月2日 16時) (レス) id: ea2b4a8ea6 (このIDを非表示/違反報告)
sava(プロフ) - う〜こさん» そんなそんな(;´д`)更新遅くてすみません;;;なんだかまだまだ終わらなそうな気配ですがお付き合い下さい(--;) (2015年1月20日 18時) (レス) id: 952f78d2d1 (このIDを非表示/違反報告)
う〜こ(プロフ) - 更新ありがとうございます~ (2015年1月4日 17時) (レス) id: 9c5246a722 (このIDを非表示/違反報告)
sava(プロフ) - う〜こさん» お待たせ致しました…戻って参りました!更新していないのにも関わらずコメントありがとうございます(T-T)更新頻度は遅くなるとは思いますが終わりに向けて頑張りますので宜しくお願いします♪ (2015年1月4日 14時) (レス) id: 952f78d2d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sava | 作成日時:2014年9月30日 22時