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私がアメリカに留学したのは15歳の時。



小さい頃から英語は学んでいたし、元々人見知りもせず誰とでも打ち解ける性格のおかげで友人も沢山出来、楽しい学校生活を送っていた。



ホームステイ先のサラの家族にもとてもよくしてもらった。

本当は生活に慣れたら寮に入る予定だったのに、過保護なパパやママに大反対されそのまま一緒に住むことになった。



とても充実した毎日だった。

だけどあの映画出演で全てが変わった。



側に居てほしかった友人は私を裏切って離れて行き、害のある人が私を囲んだ。

パパが必死に守ろうとくれたけど、それでもどうにもならない程酷かった。

この業界にいて、有名になればそれは当たり前のことなのかもしれない。

でもまだ幼かった私にはどうすることも出来ず、ただただ人を見極めることを覚えた。



そして気付いた。

誰も私には興味無いんだって。



だから自分を守る為に仮面をかぶった。



Aはいらない。

女優のAだけいればいい。

皆が求める私を演じきってやる。



そうやって今まで過ごしてきた。



「韓国でも同じようにするつもりだった。だけどそうはならなかった」

YH「ヒチョルヒョン?」

「そう。ヒチョルの存在は誤算だった。あそこまで私を見抜ける人なんて今までいなかったから。
いつもならそんな存在がいたらなるべく関わらないようにするのに……出来なかった」

YH「どうして?」

「私のことをただのAとして見てくれたの。初めて会った時も演じたのに、それを全部無視して本当の私を見てくれた」

YH「ヒョンはそういう人だよ。相手を肩書で判断しない」

「うん……嬉しかった。久しぶりに目を見てもらえたから。この人なら大丈夫だって思えた」



それにヒチョルに言われたの



HC「俺はお前を信じる。だからお前も俺を信じろ」



話になんの脈略もなく突然言われたから驚いたけど、余りのストレートさに気付けば笑ってしまった。



HC「その顔の方がいい。お前は何でも難しく考えすぎだ。俺といるときは何も考えるな、ただ普通にしてろ」



このときからヒチョルは私にとって特別な人。


私の諦めてた想いを引っ張り出してきてくれた、お節介なもう一人の私。

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sava(プロフ) - サクラさん» 更新が遅くなり申し訳ありません;;;本日戻って参りましたので気長に楽しんで下さい(^^)というか私に文作力なんてございませんよ(°Д°)!!拙すぎて何度消してやろうかと思ったことか…… (2015年3月11日 18時) (レス) id: 952f78d2d1 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - この先すごく気になります!!更新頑張ってください!!作者さんみたいに文作力も私にあれば……羨ましい… (2015年3月2日 16時) (レス) id: ea2b4a8ea6 (このIDを非表示/違反報告)
sava(プロフ) - う〜こさん» そんなそんな(;´д`)更新遅くてすみません;;;なんだかまだまだ終わらなそうな気配ですがお付き合い下さい(--;) (2015年1月20日 18時) (レス) id: 952f78d2d1 (このIDを非表示/違反報告)
う〜こ(プロフ) - 更新ありがとうございます~ (2015年1月4日 17時) (レス) id: 9c5246a722 (このIDを非表示/違反報告)
sava(プロフ) - う〜こさん» お待たせ致しました…戻って参りました!更新していないのにも関わらずコメントありがとうございます(T-T)更新頻度は遅くなるとは思いますが終わりに向けて頑張りますので宜しくお願いします♪ (2015年1月4日 14時) (レス) id: 952f78d2d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sava | 作成日時:2014年9月30日 22時

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