second house 7

カムバック〜KY〜 ページ15

ヌナが突然帰ってきてから事務所が慌ただしくなった。


年明けてすぐに少女時代のカムバック。

そして僕達も。

夏にはEXOやf(x)も決まった。


少女時代は今までのイメージを覆した曲で賛否両論あったけど、結果的に見れば大成功。

てか成功するに決まってる。

だってこのタイトル曲はAヌナが関わってるんだから。


どうやらヌナはソシヌナ達の映像をちゃんとチェックしてて、アドバイスしてたみたい。

それにたまに教える為に帰ってきてたらしい。


あり得ない。

僕知らなかったし。

ソシヌナ達もヌナを独占する為に誰にも言わなかったんだって。

これが女子の結束力？

僕も混ぜろし(-_-)←



そして今回の僕らのタイトル曲の振付もヌナが関わってる。

マイクスタンドを使うなんて考えたよね。



「オニュ、そこの動きさ……」

ON「……ここ？」



でもマイクスタンドは想像以上に重くて、中々思うように動かせない。

ミノですら苦戦してる。

ヌナはきっと棒かなんかで考えたからこんな無茶な振り付けなんだ。



「んー……なんか違うんだよね。ちょっと貸して」



オニュヒョンからスタンドを借りて左右に振り始めた。



MH「重いから気を付けてね」

「ん〜？」



ミノの言ってることを聞いてるのか聞いてないのか曖昧な返事をしつつ、今度はスタンドを振り回す。



KY「ちょっと！！危ないってば！！」

「ん〜〜(._.)」

KY「ヌナ！！！危ないって言ってr「あ、これか。ジョン音楽かけて！！」



ジョンヒョニヒョンが音楽をかけるとヌナの表情が変わった。

あんなに重いスタンドを軽々と振り回し、オニュヒョンのパートを意図も簡単に踊り始めた。



MH「なんでこんなに違うんだろ……」



ヌナのダンスは力を入れてるように見えない。

流れるようにスタンドを操ってる。



「どう？参考になった？」

ON「なんかわかったかも……」

「よしやってみて！！」



オニュヒョンが踊り始めた。

さっきと全然違う

格段に良くなってる。



KY「何で見ただけでこんなに変わるの？」

「さぁね」



この二人って時々会話がいらない時がある。

変な者同士通じ合えるのかな。←



「さぁて、優しいヌナはここまで」

KY「え？」

「さっきから出来が悪すぎてイライラしてたんだよね」



まさか噂のあれが始まる？;;;



「とりあえず最初からやりましょうかね」



その笑顔、シヌヒョンと一緒だよ(T-T)

マッサージ〜JH〜→←あと一人〜LT〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す