招待状〜SW〜 ページ48
今日は父さん主催のパーティー。
勿論僕も参加している。
本当はメンバーも呼びたかったけど、どうしても呼べない理由が出来てしまった。
その理由は今僕の隣にある。
「はじめましてAと申します。今日はお招き頂きありがとうございます」
SW父「無理を言ってすまなかったね」
「いつもシウォンさんにはお世話になってますから。これくらいのことなら喜んでお受けしますよ」
SW父「そう言って頂けると助かるよ。シウォナ、しっかりエスコートしろよ」
僕を見てニヤリと笑って立ち去って行った。
本当に余計なことをしてくれたよ。
Aとパーティー行ったなんてメンバーに知れたらなんて言われるか;;
SW「はぁ………」
「ちょっと溜め息つかないで。任務に集中出来ないでしょ」
SW「つきたくもなるよ。こんなことのためにAを巻き込むなんて」
僕に内緒でAに招待状を送り付け、更に余計な一言を添えていた父さん。
〈息子にまとわりつくお嬢様達から守って頂けませんか？〉って。
そんなこと言えばAの性格上絶対に断らない。
それにこういう場が好きじゃないって知ってるだけに、申し訳無さでいっぱいになる。
「ほらいつまでしょげてるの！！挨拶周りするんでしょ！行くよ！！」
何でそんなにやる気満々なの;;;
それからのAは完璧だった。
もっと前に出てもいいのに、あくまで僕のサポートに徹してくれた。
そして相手に合わせて話が出来博識さと語学力に驚かされるばかりだった。
そんな完璧な姿を見せつけられたら相手も戦意喪失なようで、今日はスムーズに挨拶周りをすることが出来た。
そして今は有名なカメラマンのヨンジェさんと話している。
どうやら一緒に仕事をしたことがあるようで、話が弾んでる。
YJ「それにしても随分雰囲気が変わりましたね」
「あれから何年たっていると思っているんですか。私も歳をとったってことですよw」
YJ「今の君を撮りたかった。もう撮れないなんて残念だ」
「あ、ヨンジェさん、あちらの方がお話ししたそうなので私達は失礼させて頂きますね。長々とすみませんでした。シウォナ行こう」
SW「そうだね。では失礼します」
Aに即されてその場を離れた。
それまでのスムーズさはなく、強引に話をきった。
これ以上聞かれたくなかったんだろう。
SW「A、今の話……」
「ん？」
SW「いや、何でもない……」
あの噂は本当なの？
Aが引退するって。
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sava(プロフ) - 凛mamaさん» はじめまして♪一気読みありがとうございます！！お疲れ様でした！！笑 地味に更新しておりますので最後までお付き合いしてくれると嬉しいです( ´∀｀) (2014年6月2日 23時) (
レス) id: 952f78d2d1 (このIDを非表示/違反報告)
凛mama(プロフ) - 初めまして！最初から一気に読んでしまいました！もう、楽しすぎます！！これからどうなっていくのかドキドキワクワクしながら待っています(^_^) (2014年6月2日 13時) (レス) id: 6be6ac1ecb (このIDを非表示/違反報告)
sava(プロフ) - ジャヨンさん» はじめまして(^^)コメントありがとうございます！楽しみにして頂けるなんて嬉しい限りです(*´∀`)♪ (2014年5月22日 18時) (レス) id: 952f78d2d1 (このIDを非表示/違反報告)
ジャヨン - すごく面白いです！更新楽しみにしてます頑張ってください！ (2014年5月22日 1時) (レス) id: bcc6740997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sava | 作成日時：2014年3月18日 18時
