勘違い〜TM〜 ページ28
ヌナはアメリカから帰ってきてから少し僕への態度が変わった。
もしかして男として意識し始めてる？？
なんて思ってたけど
一緒にご飯を食べていた時、
「テミナヤ、その後順調？」
TM「え？何が？」
「そうかそうか。言わずともか(*´-`)」
この前偶然事務所でヌナを見つけて抱き付いた時、
「ちょっテミン！！大丈夫なの！？」
TM「何が？」
「そうかそうか。寛大な子なんだねぇ(*´-`)」
絶対に何か勘違いしてる。
それも含めて沢山話したいのに、ヌナは手元の書類から目を離さない。
TM「何読んでるの？」
「映画の台本だよ」
TM「それ出るの？」
「出ないけど、読まずに返すのは失礼でしょ？」
TM「そうだけど……もしかしてそこにあるの全部読むの？」
テーブルに山積みになっている書類。
これ今の仕事しながら全部読むなんて無理じゃない？
「勿論。お陰で寝不足だよ」
だからさっきドンへヒョンはあんなこと言ったんだね。
ヒョンはヌナの変化を少しも見逃さない。
僕は何も気付かなかったのに。
「もう眠いでしょ？膝貸したげるから寝なさい」
ヌナの膝に頭を乗せると、僕の頭を撫でてくる。
TM「今日は僕がヌナを甘やかしてあげたかったのに……」
僕がそう言うと、びっくりしたのか目を見開いた。
でもすぐにまたふにゃっと笑顔になった。
「私は甘えるより甘えられる方が好きだからいいの」
TM「何で？甘える方が楽でしょ？」
「甘えてくれるって凄く嬉しいのよ。それが自分だけにならより嬉しいかな」
TM「じゃあヌナは僕が甘えると嬉しいの？」
「うん凄く。だから沢山甘えてほしいな〜」
僕の頬に手を置いて、今まで見た中で一番穏やかに笑ってる。
ヌナのこんな顔初めて見た。
心から笑ってくれてる。
やっぱり今日のヌナは違う。
ヒョン達と何かあったんだ。
「ほらもう寝なさい。明日も仕事でしょ？」
視線を僕から台本に移したヌナ。
むぅ……折角いい感じだったのに
手を伸ばしてヌナの綺麗な顔に手を添えてみる。
「もーどうしたの」
TM「僕が甘えるのはヌナだけだよ」
「テミナ……やっぱり………」
やっぱり？
「わかってるから何も言わなくていいよ。今日は思う存分甘えなさい」
台本を置いて僕の手を握ってきた。
どうやら僕の知らないところで
恋をして
そして失恋(フラれた)したようです
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sava(プロフ) - 凛mamaさん» はじめまして♪一気読みありがとうございます！！お疲れ様でした！！笑 地味に更新しておりますので最後までお付き合いしてくれると嬉しいです( ´∀｀) (2014年6月2日 23時) (
レス) id: 952f78d2d1 (このIDを非表示/違反報告)
凛mama(プロフ) - 初めまして！最初から一気に読んでしまいました！もう、楽しすぎます！！これからどうなっていくのかドキドキワクワクしながら待っています(^_^) (2014年6月2日 13時) (レス) id: 6be6ac1ecb (このIDを非表示/違反報告)
sava(プロフ) - ジャヨンさん» はじめまして(^^)コメントありがとうございます！楽しみにして頂けるなんて嬉しい限りです(*´∀`)♪ (2014年5月22日 18時) (レス) id: 952f78d2d1 (このIDを非表示/違反報告)
ジャヨン - すごく面白いです！更新楽しみにしてます頑張ってください！ (2014年5月22日 1時) (レス) id: bcc6740997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sava | 作成日時：2014年3月18日 18時
