触れる〜EH〜 ページ11
人の気配を感じてふと目が覚めた。
横を見ると、俺の看病をしてそのまま寝てしまったのか、ベッドに伏せて寝てるA。
そしてその隣でAを愛しそうに見つめてるドンへがいた。
DH「あ、起きた？体調はどう？」
EH「大分楽になったかな」
DH「良かった〜」
そう言うと、またAに目線を戻した。
EH「お前いつからそうしてんの？」
DH「少し前。ヒョクが心配で来たらAがいるからびっくりしちゃった」
EH「で、ずっと見てたの？」
DH「だって寝てるA可愛いんだもん♪」
EH「格好いいの間違いじゃね？」
DH「Aは可愛いよ！！」
恐らくそう思ってるのなんてお前くらい
あ、ヒョン達もか。
ってメンバーの殆どじゃん。
そうなると俺がおかしいのか？
Aの顔を覗きこんでみる。
確かに顔は恐ろしく整ってる。
たまにドキッとすることもある。
でもこいつはそうなることを望んでない。
もちろん俺も。
俺らはこのまま兄弟としてやってくのが一番合ってる。
俺らのカップリング結構人気だしな。笑
Aを見ていると、急に手が前に出てきて隠された。
DH「あんまり見ちゃダメ。好きになっちゃう」
EH「嬉しいことにならねーよ」
DH「俺ヒョクとライバルなんて嫌だから」
EH「お前そんなこと言ってると誰かにあっという間に取られるぞ？」
DH「それは大丈夫」
何をもってそんな自信があるんだよ
お前なんてこいつにとってただの手のかかるペットだぞ？
DH「ほらね？」
寝てるAを起こさないように優しく抱き上げた。
DH「ヒョクも気付いてたでしょ？」
EH「………まぁな」
Aは異常な程警戒心が強い。
そのお陰でというか人を見極めることに長けてる。
害がないと分かれば心を許して、いつものバカを発揮するんだけど。
でも寝てる時は別。
無意識だからか、誰かが少しでも触れただけですぐに目を覚ます。
例外は自分から抱き付いて寝た時。
その時だけは安心しきって逆にそう簡単には起きない。
DH「寝てるAに触れられるのは俺だけ。寝てるAを抱きしめられるのも俺だけだよ」
そしてそのまま部屋を出ていった。
お前の言いたいことはわかる。
でもそれが基準なら、強力なライバルがいるんだよ。
今のお前よりずっと傍にいて、Aと同じところに立とうとしてる奴ら。
年下だからって甘くみてると痛い目にあうぞ。
負けるなよ、ドンへ。
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sava(プロフ) - 凛mamaさん» はじめまして♪一気読みありがとうございます！！お疲れ様でした！！笑 地味に更新しておりますので最後までお付き合いしてくれると嬉しいです( ´∀｀) (2014年6月2日 23時) (
レス) id: 952f78d2d1 (このIDを非表示/違反報告)
凛mama(プロフ) - 初めまして！最初から一気に読んでしまいました！もう、楽しすぎます！！これからどうなっていくのかドキドキワクワクしながら待っています(^_^) (2014年6月2日 13時) (レス) id: 6be6ac1ecb (このIDを非表示/違反報告)
sava(プロフ) - ジャヨンさん» はじめまして(^^)コメントありがとうございます！楽しみにして頂けるなんて嬉しい限りです(*´∀`)♪ (2014年5月22日 18時) (レス) id: 952f78d2d1 (このIDを非表示/違反報告)
ジャヨン - すごく面白いです！更新楽しみにしてます頑張ってください！ (2014年5月22日 1時) (レス) id: bcc6740997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sava | 作成日時：2014年3月18日 18時
