魅力的な彼女〜ユノSide〜 ページ10
少しだけ強引に誘った食事。
戸惑う彼女を無理矢理車に押し込んで向かった先は、日本料理の店。
日本食が久しぶりだと聞いて少し嬉しかった。
いつもより落ち着いて見えるのは、スーツのせいだろうか…？
周りにいる女性は…どこか僕が“東方神起のユノ”とゆう肩書に捕われていて、本当の“チョン・ユンホ”を見てくれない…。
でも、Aさんはそんな事は気にもしていない様子だ。
前にも感じたこの感覚…。
一緒にいると心が休まる…。
物静かに話すその口調…。
はにかんだ様な微笑み…。
驚いた顔や困った顔…。
クルクルと変わるその表情にくぎ付けになる…。
聞いてみたい…。彼女が僕をどう思っているのか…。
ﾕﾉ『Aさん……』
言いかけた時 彼女の携帯が鳴る。
出るように合図を送った。
どうやら電話の相手はヒチョルらしい…。
そして…Aさんは 僕の車で帰路についている。
ﾕﾉ『Aさん…また会えますか…？』
A『えっ？あぁ…お仕事で会う機会があると思いますけど…』
ﾕﾉ『……。今度、ミュージカルをやることになりました。観に来てほしいんです…』
僕は、ポケットから一枚の封筒を手渡した。
A『スケジュールの都合でどうなるか…』
ﾕﾉ『最終日のチケットです。二枚入ってますから…』
A『ありがとうございます。遠慮なく頂きます…。今度、何かお礼させてくださいね。』
僕は、彼女から言われたスタジオの前に車を停めた。
恐縮しながらお礼を言う彼女に一つだけお願いをしてみた。
ﾕﾉ『そんなに改まらなくてもいいですよ。(笑)誘ったのは僕だし…。
お礼の代わりに…連絡先教えてくれるかな…？』
驚いた様子の彼女…。でも、すぐに笑顔になって僕の携帯にアドレスと番号を送ってくれた。
ﾕﾉ『ありがとう。ヒチョルが待ってるから…。後で僕から連絡するね…』
車を降りた彼女は、車内にその甘い香りを残しスタジオに駆けて行った。
僕は、ハンドルにもたれその後ろ姿を見送っていた。
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雪(プロフ) - 穏やかな幸せが綴られているのに、何が起こるの？慧さんの展開にはいつもドキドキだよ（笑） (2011年7月7日 9時) (携帯から) (
レス) id: 4c8bbcc685 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - ジェミニさん＞大丈夫ですよ〜。溶けてないですよ〜（笑）ﾋﾁｮﾙには、やっぱりアンテナがあるみたい（笑） (2011年7月4日 13時) (携帯から) (レス) id: 264681f996 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - づうさん＞彼女の行動に悪気はないんですけど…。人を引き付ける何かがあるんですよね…。そこが、キュヒョンの心配の種なんです（笑） (2011年7月4日 13時) (携帯から) (レス) id: 264681f996 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - 雪ちゃん＞悲しい恋…。ユノの気持ちに気付いてない主人公(´;ω;｀)罪つくりな女ですな。 (2011年7月4日 13時) (携帯から) (レス) id: 264681f996 (このIDを非表示/違反報告)
ｼﾞｪﾐﾆ★ - 慧さん､ごめんね｡ｱﾝﾆｮﾝだけ送信しちゃいました(^-^; この暑さで溶けてませんか？ 更新ありがとうです。いつもいいタイミングで登場してくれるヒニムに安心★キュヒョンはどうしてるかな？ (2011年7月4日 12時) (レス) id: 7049aafe7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：慧 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/kei3339/
作成日時：2011年6月23日 21時
