朝一の笑顔〜キュヒョンSide〜 ページ3
夕べのAの様子が少しおかしい事に気付いていた俺は、目が覚めると彼女の部屋へと向かった。
何度ノックしても応答の無いドアの前。
ｷｭﾋｮﾝ『まだ…寝てるのか…？』
ポケットから携帯を取り出し鳴らしてみる。
A『おはよう。キュヒョン』
やけに明るい声で電話に出たA。
ｷｭﾋｮﾝ『さっきからノックしてるのに起きてたら開けてくれてもいいだろ…』
A『今 ロビーなの…。すぐ戻るから待ってて…』
程なくしてエレベーターからAが降りてきた。
カードキーを差し込みドアを開ける背中に話しかける。
ｷｭﾋｮﾝ『どこに行ってたの？』
A『散歩よ。外、気持ち良かったわ…』
俺に向けられた笑顔は、夕べの寂しそうな表情をどこかに置いて来た様に晴れやかだ。
ｷｭﾋｮﾝ『ちゃんと眠れた？昨日のA…かわいかったよ…』(笑)
顔を真っ赤にした彼女は恥ずかしそうに俯いた。
A『言わないでよ…。』
俺は彼女の腰に手を回し わざと耳元で囁いた。
ｷｭﾋｮﾝ『もう一回言ってよ…』
下を向いたまま耳まで真っ赤になるA。
その反応がかわいくて更に虐めてみたくなる。
素面ではきっと無理な事はわかっている。
ｷｭﾋｮﾝ『ねぇ……』
上目遣いで俺の顔を見つめる…。
A『キュヒョンの…意地悪…』
そう言いながら腰に回した俺の手を解き背を向ける。
笑いながら追いかけた瞬間…振り向いたAは、夕べと同じ様に俺の首に腕を回した。
唇が触れそうな程近い距離で、
A『ねぇ…キュヒョン…。キスして…』
囁きながら唇を重ねて来た。
さっきまで照れて真っ赤になっていたのに…。
驚いている俺の反応に満足したように笑っている。
また逃げようとする彼女を掴まえて 何度もキスを送り続けた。
この部屋を出る時は、いつもの仕事モードの顔になる…。
そんなAの笑顔を独り占めしている幸せを感じながら…。何度も…何度も…。
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雪(プロフ) - 穏やかな幸せが綴られているのに、何が起こるの？慧さんの展開にはいつもドキドキだよ（笑） (2011年7月7日 9時) (携帯から) (
レス) id: 4c8bbcc685 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - ジェミニさん＞大丈夫ですよ〜。溶けてないですよ〜（笑）ﾋﾁｮﾙには、やっぱりアンテナがあるみたい（笑） (2011年7月4日 13時) (携帯から) (レス) id: 264681f996 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - づうさん＞彼女の行動に悪気はないんですけど…。人を引き付ける何かがあるんですよね…。そこが、キュヒョンの心配の種なんです（笑） (2011年7月4日 13時) (携帯から) (レス) id: 264681f996 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - 雪ちゃん＞悲しい恋…。ユノの気持ちに気付いてない主人公(´;ω;｀)罪つくりな女ですな。 (2011年7月4日 13時) (携帯から) (レス) id: 264681f996 (このIDを非表示/違反報告)
ｼﾞｪﾐﾆ★ - 慧さん､ごめんね｡ｱﾝﾆｮﾝだけ送信しちゃいました(^-^; この暑さで溶けてませんか？ 更新ありがとうです。いつもいいタイミングで登場してくれるヒニムに安心★キュヒョンはどうしてるかな？ (2011年7月4日 12時) (レス) id: 7049aafe7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：慧 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/kei3339/
作成日時：2011年6月23日 21時
