episode99 ページ50
ダニー「まぁまぁ、落ち着いて！僕達はなにもあなた達に危害を加えようなんて思ってないさ」
レイ「私達はお兄ちゃんを……ルシファー・ガードナーを取り返しに来ただけ……邪魔するなら容赦はしない」
エディ「うわっ！！何この器具！！ルシファーはこれ使われてたの！？」
キャシー「あら！あれいいわね！車に乗るかしら……」
グレイ「キャシー、やめなさい」
俺が目を開けてザックを見ると、ザックは笑った。
ザック「あいつら、特に神父とダニー、キャシーは細けぇ程、計画を立てて俺達を救おうとしてたらしいぜ？
俺がレイとエディを迎えに行ったとき、施設の裏口とか経路とか書いた紙持ってたしな
レイが加わってからは、もっとすごかったんだぜ？」
俺があっけらかんとしていると、ザックが俺に手を伸ばした。
ザック「おら、行くぞ、ルシファー」
ルシ「……あぁ」
俺はその手を取った。ザックはその手を引いて出口がある方へと走り出す。
俺が出口へザックと着くと、レイ達が俺を見て笑った。
レイ「お兄ちゃん……！！」
レイは走ってきて俺に抱きついた。その目に涙が浮かんでいた。
レイ「……お帰りなさい、お兄ちゃん……」
俺を見上げ、レイは笑顔でそう言った。俺はそんなレイを抱きしめ、
ルシ「……ただいま、レイ……皆……。迎えに来てくれて……ありがとう……！」
そう言って、俺も涙を浮かべながら笑った。
その後、俺達はダニーと神父様が用意していた車に乗り込んだ。
レイ「……これで、皆一緒だね……」
エディ「やっぱりルシファーがいないと落ち着かないしね〜」
キャシー「後、単純にザックを止めるのがうまいのがルシファーだもの。いてもらわなきゃ困るわよ」
ダニー「あぁ、それは一理あるね」
ザック「はぁ？どういうことだよ！」
レイ「ザック、大声出さないで……」
グレイ「お前達、そろそろ落ち着いて座りなさい。早く用意したところへ向かわなければ捕まってしまう」
そういう神父様の言葉を聞いても、皆騒いでいた。
そして、俺はその光景を見ながら、＿＿＿＿生きていた中で一番幸せそうな笑顔を浮かべた。
〜END〜
終わり
ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←episode98
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そんな事よりポメラニアンって煮詰める派?焼く派?ちゃん(プロフ) - どうしてくれるんですか？！涙腺崩壊して今枕びちょびちょなんですけど。このような大作を書いてくれてなにより完結させてくれる人って結構少ないので本当に感謝しかありません！とんでもないくらい今更ですがお疲れ様でした！今後とも応援しております！ (9月25日 22時) (
レス) @page50 id: 3731ee6677 (このIDを非表示/違反報告)
ラムミのサブ垢（ア●ロ大好き人間）(プロフ) - すげえほど感動しました！今更ですがお疲れさまでした！新作でまだ完結していない作品がございましたら、応援してます！勿論無くても応援してますからね！！！！！ (2022年8月8日 23時) (レス) @page50 id: ef65bdb508 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅鵺 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2022年4月26日 0時
