episode86 ページ37
レイ「でも、私は……おかしい……穢れている」
ザック「……そんなこと、誰に向かって言ってんだ？俺は＿＿殺人鬼だ
人を殺すのが好きで、何人も殺してきた
だけどなぁ、俺は、お前やダニーみたいにぐだぐだ悩んで、逃げ回ったりしねぇ
親だか、神だか知らねぇが……んなもんのせいにして動くなんて冗談じゃねぇ！！
俺は、自分が望むもんを自分で決めて動いてんだ……！それはルシファーだって、あそこにいるやつらだってそうだ！
俺が俺なら……お前もお前だろ？違うのかよ！？」
レイ「……私は、私……？」
エディ「そうだよ！レイチェルはレイチェルだよ！」
後ろから、エディの声が聞こえた。
キャシー「自分のことは自分で決めないとね」
続いて、キャシーの声がする。
レイ「……あ……あぁ……」
ルシ「レイ、お前の目の前にいるのは？」
レイ「……＿＿ザック……」
ザック「……そうだ。神なんかじゃねぇだろ？」
エディ「というか、全身包帯の神様って何！？」←
キャシー「ぶふっｗ」←
ザック「そこうるせぇぞ！！」
レイ「ザックは最初から、ザックだった……」
ザック「……なぁ、お前は狂ってんのに真面目すぎるんだよ」
ルシ「俺に似たんだな」←
ザック「お前まであいつらに乗らなくていいんだよ！！」
ザックは少し黙ると、レイに話しかけた。
ザック「目の前にいるのは俺だ。それが、わかるんだったら……レイ！俺を望め！
死にたきゃ、俺に殺されると誓え！！お前自身に。そして、この俺に誓え！！」
レイは黙り、俺を見上げてくる。俺はそんなレイに笑顔を向けた。
レイ「＿＿……うん。……うん！……誓う……！ザックに誓う！」
ザック「あぁ、俺もお前に誓ってやるよ……！」
泣いたレイを、俺は優しく抱きしめた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そんな事よりポメラニアンって煮詰める派?焼く派?ちゃん(プロフ) - どうしてくれるんですか？！涙腺崩壊して今枕びちょびちょなんですけど。このような大作を書いてくれてなにより完結させてくれる人って結構少ないので本当に感謝しかありません！とんでもないくらい今更ですがお疲れ様でした！今後とも応援しております！ (9月25日 22時) (
レス) @page50 id: 3731ee6677 (このIDを非表示/違反報告)
ラムミのサブ垢（ア●ロ大好き人間）(プロフ) - すげえほど感動しました！今更ですがお疲れさまでした！新作でまだ完結していない作品がございましたら、応援してます！勿論無くても応援してますからね！！！！！ (2022年8月8日 23時) (レス) @page50 id: ef65bdb508 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅鵺 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2022年4月26日 0時
