episode75 ページ26
＿エディside＿
僕達は階段を上がって、二階へやってきた。
ギシギシいう床に危機感を持ちながら、とあるドアの方を向くと、ネームプレートがかけられていた。ネームプレートに書かれていた名前は＿＿＿ルシファーだった。
エディ「ザック！！あった！！ルシファーの部屋あったよ！！」
ザック「！ どこだ！」
エディ「この部屋！ネームプレートにルシファーの名前が書いてあるんだ！」
僕はその扉のノブをひねって、ザックと一緒に中へと入った。
そこには、質素だけど、たくさんの本に囲まれていた。その中に、ベッドの柱にロープで腕を縛られているルシファーがいた。
ザック「ルシファー！！」
エディ「ルシファー！！目を覚まして！！ルシファー！！」
ルシファーは俯いたまま反応しない。死んでしまったのかと思ったけど、息はしていた。
そんなとき、ルシファーの傍らに一冊の本が落ちていた。
僕はそれを手に取って、中身を見る。
その本は、＿＿＿＿＿ルシファーの日記だった。
エディ「これ、ルシファーの日記だ……」
ザック「日記？……何が書いてあんだよ」
エディ「……日記を書いた日にどんな犯罪を犯したのかとか……その犯罪がどう結果に出たのか……そういうのばっかり書いてある」
ページをペラペラめくっていると、とある文章に目がとまった。
エディ「……＿＿愛を知りたい……」
ザック「愛？」
エディ「えっと、とりあえず、ここの文章を読んでみるね
『俺は愛がどういうものかわからなくなった。俺は怪物になってしまったのかもしれない
物語の怪物は、優しくても見た目だけで攻撃されてしまう。そんなのは理不尽すぎる
本当の怪物は、愛を知らず、痛みや苦しさを知らず、人を容易に傷つけてしまうものではないか
探しても、見つからない。普通になりたくても普通になれない
親父は俺を化け物だと言った。だからきっと俺は、自覚していないだけで、周りから見たらもう怪物になってしまっているのだ』
……って書いてある」
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そんな事よりポメラニアンって煮詰める派?焼く派?ちゃん(プロフ) - どうしてくれるんですか？！涙腺崩壊して今枕びちょびちょなんですけど。このような大作を書いてくれてなにより完結させてくれる人って結構少ないので本当に感謝しかありません！とんでもないくらい今更ですがお疲れ様でした！今後とも応援しております！ (9月25日 22時) (
レス) @page50 id: 3731ee6677 (このIDを非表示/違反報告)
ラムミのサブ垢（ア●ロ大好き人間）(プロフ) - すげえほど感動しました！今更ですがお疲れさまでした！新作でまだ完結していない作品がございましたら、応援してます！勿論無くても応援してますからね！！！！！ (2022年8月8日 23時) (レス) @page50 id: ef65bdb508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅鵺 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2022年4月26日 0時
