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ゆっくりと進んで行けば小さな箱が見えた。
『この箱が開いたのかな…？』
箱の近くに行くと、ボタンが2つついていた。
【あなたは神を信じますか？】
『神様…。』
実際に見たことはないけど、神様は絶対にいる。
いつも近くで私を見守ってくれている気がするんだ。
YESと書かれたボタンを押した。
箱からジーッという音と共にカードが出てきた。
『ザック、カードキー見つけたよ！』
急いで戻り、ロフトの入口からひょこっと顔を出してザックに告げた。
ザック「おー、でかした！」
ザックは誇らしげに言う。が、少し経ってもドロシーが降りてくる様子がない。
ザック「おい、どうしたんだよ。」
『あー…、えっと、高くて降りられない…』
ザック「あぁ？！んなもん、飛び降りればいいだろうが！」
『骨折れるってば…。それに、少し怖い』
高いところは落ちるかもしれないという恐怖から昔から好きではない。
ザック「んだよそれっ。ホントにチビはめんどくせぇな」
『飛びついていい？！』
ザック「落とすぞ」
ため息混じりにザックは手を差し出した。
カードキーをズボンのポケットに入れて、ザックの手を掴んだ。
ザックはほんの少しドロシーの体を抱えるとがさつに床に下ろした。
『ありがとう』
ザック「別に。カードは？」
ふんと顔を背けながら訊いた。
『あの機械に入れれば出られると思う！』
行こいこ！とザックの手を引いて機械に向かうドロシー。
ザックの手を掴んだ途端猛烈な目眩がドロシーを襲った
ザック「おい、どうした。」
『なんかグラグラする…』
ザック「くっそ、毒が回ってんのか」
そう言うと、ザックはドロシーからカードを奪い取った
ザック「カード差し込みゃいいだけなんだろ？！」
ザックは装置に向かってカードを差し込もうとした。けれどなかなか上手く入らない
ザック「あぁ？！なんで入らねぇんだよ!!!」
イライラしながら、カードを無理矢理押し込んだ。
すると、パキッと不吉な音がして、カードが折れた。
ザック「あ…………………？」
『え…？』
キャシー「あっははははははは！信じられないわ！まさか自らゲームオーバーなんて！ねぇ、ザック、教えてあげる。カードを入れる向きが違うのよ？可笑しくって笑いが止まらないわ！まだまだ罰を下したりないけど………、罪人は、ルールを守らないと、ね？」
キャシー姉さんって話長いよね…？
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Runa - ザックがさらに可愛く見える作品で最高です！！！続き待っています！ (2022年10月8日 21時) (
レス) @page45 id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
サクシャ - 絵上手！うごメモですか？ (2020年11月11日 22時) (レス) id: e642cc44be (このIDを非表示/違反報告)
サクシャ - あ〜もうエディが可愛い。最近寒いので体調崩さないように気をつけてください！エディも冬様も！(エディレス希望！) (2020年11月11日 22時) (レス) id: e642cc44be (このIDを非表示/違反報告)
yun - ツンデレは神!!!!!!!!!!!!!!!!! (2020年8月10日 9時) (レス) id: 8a754b2ce8 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - ザックめっちゃ可愛い！！！！！！！！！！続き楽しみすぎる♪ (2019年8月27日 13時) (レス) id: 52964e3ed7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬乃 | 作成日時：2018年7月21日 23時
