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辺りになり響くつるはしと墓石がぶつかる甲高い音。
そして彼の笑い声。
楽しそうで何よりだ。
やがて音はなりやみ静かになる。
ザック「あー、俺何してたんだっけ。」
私の隣でそう呟いた彼。
お墓を全て壊して私のもとへ帰ってきてくれたのだ。
『仕掛けを探してたんだよ。どうスッキリした？』
ザック「おー」
『じゃあ私、お姉ちゃんのところへ戻るよ。おとなしくしててね。』
ザック「ヽ(´ー｀)」
私は亀裂を通ってお姉ちゃんのところへ戻った。
レイ「うるさかったね…何してたの？」
『お墓を壊してもらってた。扉、開いた？』
レイ「うん、でもまだ暗かったから行ってない。ドロシーがライト持ってるから。」
『あー、ごめん。』
扉を開くと真っ暗闇だった。
『これは進めないね…』
ライトをつけると薄暗い光が灯った。
レイ「私が持とうか？」
『うん、お願い…』
ｱﾊﾊﾊﾊ
『？！？！？！？！』
レイ「笑い声………」
『っ！！びっくりした…本棚か…』
棚の木目が顔に見えた…。
レイ「私は本を調べるから、ドロシーは机の上を調べてほしい。」
『わ、分かった』
これは…履歴書？
ワトキン・ベケット…
さっきも見た名前だ。
B6で惨殺
B5で首吊り
B4で撲殺
そしてさっきのB3で銃殺…
みんなここで死んでる…
………………！
お姉ちゃんの履歴書
それで私の履歴書…
ドロシー・ガードナー(12)
出生日8月8日 姉がいる
洋菓子を作ることを得意とする。
アイザック・フォスターに5年前から好意を寄せている
姉のレイチェル・ガードナーと共にいけにえとなった。無駄に姉とそっくり。無駄に。
死亡場所( 空欄 )
殺害者 ( 空欄 )
『よくわかってるなー。特に五年前からってとことか…』
私の履歴書の下には彼の履歴書もあった。
彼の履歴書に書いてあることに大変興味があった。
それを読んで私は
もっと彼に溺れた。
レイ「なにかあった？」
『履歴書があった。私たちの分も。』
レイ「私読みながら帰ってもいい？」
『もちろん。よし、帰ろうか。』
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Runa - ザックがさらに可愛く見える作品で最高です！！！続き待っています！ (2022年10月8日 21時) (
レス) @page45 id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
サクシャ - 絵上手！うごメモですか？ (2020年11月11日 22時) (レス) id: e642cc44be (このIDを非表示/違反報告)
サクシャ - あ〜もうエディが可愛い。最近寒いので体調崩さないように気をつけてください！エディも冬様も！(エディレス希望！) (2020年11月11日 22時) (レス) id: e642cc44be (このIDを非表示/違反報告)
yun - ツンデレは神!!!!!!!!!!!!!!!!! (2020年8月10日 9時) (レス) id: 8a754b2ce8 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - ザックめっちゃ可愛い！！！！！！！！！！続き楽しみすぎる♪ (2019年8月27日 13時) (レス) id: 52964e3ed7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬乃 | 作成日時：2018年7月21日 23時
