103. バレバレ N side ページ13
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母さんも結果的に。
やっぱり子供たちと触れ合ったり、すぐに治療出来る環境にいたりする事で、少しは元気になったみたいだし。
よかったのかもなんて、今は素直に思う。
『…ニノ。』
二宮「ん？」
『話してくれてありがとう。』
二宮「…どーいたしまして。」
翔ちゃんだから言ったんだよ。
なんてな。
そんな恥ずい事、絶対言ってあげないけどね。
『今日は朝まで飲もっか。』
二宮「え、やだよ(笑)」
『何でだよ、付き合えよ！』
二宮「…んもぉ、しょーがないなぁ(笑)」
この後は、っていうと。
ムクって起きてきたおじさんも一緒に、朝まで飲み明かした。
まぁ、次の日は休みだったしね。
二宮「ん…、」
こんなに飲んだのは久しぶりだったから、頭がガンガンする。
二宮「…ぇ？」
まだ起きる気配のない2人をそのままに。
店の外に出て日光に当たって、伸びをしてたら。
「やっぱここにいた(笑)」
学校の外で会うはずのない生徒がいた。
二宮「なん、」
「今起きたんですか？(笑)」
二宮「ぇ？…あぁ、ちょっと飲み過ぎて…じゃなくて、」
「櫻井先生と大野さんも一緒？」
二宮「あぁ、うん。それより何でお前、ここに…」
「散歩です！」
何でここにいるのか。
そう聞こうとしてる俺の言葉を、分かりやすいぐらいに遮って。
散歩なんてジジイみたいな、バレバレな嘘をつく。
二宮「ふーん？」
「な、何ですか？」
二宮「俺、連れて来た事ねーけど？」
明らかに慌てふためいてるAを見下ろして、次の言葉を待ってたら。
「ぁ、櫻井先生に一回だけ連れて来てもらったんです。」
二宮「は？」
耳を疑う返答が耳を擽った。
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卯奈(プロフ) - キュンキュンして微笑ましいお話でした。とても面白かったです！だけど潤くんはどうなったのですかね？ (2018年4月7日 23時) (
レス) id: 2ee62e6d6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ame | 作成日時：2017年2月9日 14時
